1.「生涯の映画ベスト100」みたいな企画で『マダムと泥棒』が1位だったような気がします。私の母も『マダムと泥棒』が大好きで、私自身観たい観たいと思いつつまだ観てません。そんなわけでできたら『マダムと泥棒』を観てから『レディ・キラーズ』を観たかったとこなんですが、いかんせんコーエン兄弟ですからね。封切りと同時に観ちゃいましたよ。コーエン兄弟と言えばいまだ『バーバー』が素晴らしすぎて、ついついあれぐらいのレベルを期待しちゃうんですけど『ディボース・ショウ』はちょっと肩透かしだったしで今回はどうかなぁと思ってました。厳しく言えば『ディボース・ショウ』よりは面白かったって感じです。期待度が高すぎるってことなんでしょうけど。カラスが石造に止まるシーンから見下ろす(ゴミ山の)船とか猫がチョコチョコ出てくるとことか、いかにも昔の映画の粋な感じがそのまま使われていて、ちょっとクサいかなとも思ったけど未見の『マダムと泥棒』を想像するに人気の秘密もわかる気がしました。