3.エンドロールで初めて、主演が一青窈だと知りました。知らない女優さんだな~と。おかげで余計な先入観もなく映画を楽しむことができました。
真冬に観たけど、夏の空気感がよく表現されていて、とても心地よかったです。
中途半端に陳腐なドラマや事件が出てこなくて本当に良かったですよ。
それでいて人物や物語はしっかりある。そして「目の前にありながら、あまり注目しない風景」を見事に映画にしていて、それだけでも嬉しくなりますね。
「有楽町の駅前をこう切り取るか~」とか、「東西線と並走する、あのちょっとした気まずい感じ」とか、観ていて楽しい。外国人監督ならではの作品かもしれません。
ホウ・シャオシェンの他の映画も観てみようと思います。