15.【映画館の窓口でのやりとり】 受付「いらっしゃいませ」 客「えーっと、僕の彼女を紹介します」 受付「お2人さまですね。お時間の方は…」こんな微妙なやりとりが全国の劇場窓口で成立してるこの国は何かがおかしいと思う。とりあえず、この邦題何とかならんかったのか?映画館の受付嬢といえど、彼女連れでこの言葉を言うのはちょっぴり恥ずかしかったぞ!(1人だともっと恥ずかしいという説) 【Minato】さん 8点(2004-12-22 00:49:15) (笑:4票) |
14.列島を圧巻する”韓流ブーム”にあやかり「泣ける純愛映画」として宣伝されているが、これは『猟奇的な彼女』と同じく監督の妄想・願望をチョン・ジヒョンという世界一スタイリッシュな女優を使って具現化した映画である。「泣ける」後半部分は単なるおまけに過ぎない。クァク・ジェヨンという男を自分はそれほど知らないが、この男は間違いなく生粋のマゾヒストだ。 突然現れた女性警官と手錠で繋がれ、気がついたら恋人同士になっている。青臭い中学生の、恥ずかしくなるような妄想である。単純に監督は美人でカッコいい女性警官に逮捕されたかったのだろう。激しく啖呵を切られ、睨まれ、手を縛られ、振り回されたかったのだろう。だから梯子のように踏みつけられることも快感で仕方が無いに違いない。 その証拠に彼女の凶暴性が薄れる後半部分はひどくつまらない。感動的なシーンを描いて観客を泣かせにかかった途端に映画の魅力は激減する。やはり監督自身のマゾヒスティックな願望を描いているから、映画に躍動感が加わるのだ。 さらに言えば凶暴なチョン・ジヒョンに魅力を感じる男も全員マゾだ。『猟奇的な彼女』に10点つけてる男はみんなそうだ。間違いない。自分には分かる。なぜか? それは自分もその中の一人だからである。 よって唐突すぎて付いていけなくなるストーリーも、常に何かが流れている音楽も、犯罪発生率が高すぎる韓国も、いらないよ!って思っちゃう最後のオチも、それらは全くと言っていいほど問題ではないのだ。”猟奇的なチョン・ジヒョン”を2年ぶりにスクリーンで観られて、”チョン・ジヒョンに殴られてみたいなぁ”とM心をくすぐられただけで、期待していただけの満足を得る事が出来たわけである。女優の魅力が全ての映画。 蛇足:もう一本作るなら女医役がいい。 【紅蓮天国】さん 8点(2004-12-11 23:36:00) (良:2票)(笑:1票) |
13.《ネタバレ》 クァク・ジェヨン監督の作品とは妙に肌が合うというか、詰め込みすぎる展開も、前半と後半でトーンが一変する事も全てが許せてしまう位暖かいものを感じる。また最後まで期待を持たせてくれるのも素晴らしい。「猟奇的な彼女」はハッピーエンドだったし「ラブストーリー」は違った形でのハッピーエンドだった。この作品も最後の最後で切なくなっている観客を、温かい気持にさせてくれる。風が運んできてくれた「僕と同じような魂を持つ人」が、まさかキョヌ君とは(笑)あれだけお涙頂戴の展開の後にズッコケさせてくれ、かつ良い気持にさせてくれるなんて並みの監督じゃとても出来ない。前2作ほど笑える部分は無いけれど、チョン・ジヒョン演じるヒロインが愛する男性を失った葛藤や、もう1度生きようと決意する力強さなどがひしひしと伝わってきた。「星願」ぽいなと思ったけど、そのシーンでの「ミアネ(ごめん)」の使い方、そして最後の列車の部分で、亡くなった彼と同じような(勝気な彼女を優しく見守るタイプの)男性にチャ・テヒョンを使うサービス精神に脱帽した。この監督の作品はどれも伏線や終わり方や、笑いのエッセンスが唯一無二というブランドのような物を持ち始めたと思う。次回作が益々楽しみになった。 【まさかずきゅーぶりっく】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-01-10 00:10:02) (良:1票) |
12.《ネタバレ》 「泣ける映画」として宣伝されていたので、自ずと泣く準備は出来ていた。いや、正直に言えば、泣きたいが為に観にゆきました。前半のストーリーは猟奇的であり、何処か(まぁ、勿論あれです、あれ)で観た事がある内容であり、新鮮さは無いものの自然とストーリーにのめり込む事が出来た。この映画はそれだけの魅力はちゃんと存在していた。さらに、テンポの良さは観ていて気持ちが良くなるほど非常に良い。そして後半に入ると遂に僕が期待していた“泣かせ”にストーリーは切り替わった。しかし、何処かくどい。泣ける場面は別に文句は無い。だけど、泣けそうな展開はブツブツ途切れ、途切れてはまた泣かせ、泣かせては途切れて、というパターンが終盤では幾度と繰り返され、まだあるのか?などとツッコミたくなる程だった。いつしか泣く事も忘れ、苛立ちを感じている自分がいました。だから結局、僕にとってこの映画は、最後まで泣けそうで泣けない映画になってしまいました。とても残念。映画自体は好きだけど、不満に感じる事が多々ありましたので、8点です。 【ボビー】さん 8点(2004-12-12 22:08:07) (良:1票) |
11.《ネタバレ》 「猟奇的な彼女」と双子の関係にある映画。ヒロインのキャラが全く同じ。そのために双子姉妹という設定。ヅラネタ、二人で壁を越す、授業に乱入してプレゼント、捨てたたばこを拾わせる、あわや電車に接触、などシンクロさせている。OP曲が「天国の扉」で、ラブコメに似合わないと思っていたら、途中でシリアス路線へ。衝撃的な女の飛び降りシーンに男のモノローグがかぶさるので、女が死に、男が残ると思うとその逆。ラストの仕掛けも含め、サプライズがお得意の監督です。女は姉の死に負い目を感じていて、姉のなりたかった警察官に。誤認逮捕した男が地元大物にキレるのを見て好きになる。そのためわざと手錠をはずさず一晩すごすというかわいさ。ここで伏線の小指が登場。授業に乗り込み、強引に恋人関係に。交換したプレゼントが同じ詩集で、共にパラパラ漫画を描いているのは運命の象徴。男の高校の旅行の写真に女が映っていたことも同様。男は女に過去にとらわれず、自由に生きるようにとピアノの黒鍵(姉の象徴)や窓枠、壁を白(女の象徴)く塗る。紙飛行機も登場。が、男が殺人鬼を追った女の誤射(実際は違う)により死んでしまう。その前の男が死にそうになる場面は不要。テンポを悪くしている。ショックのあまり女は自殺未遂するが助かる。手のアドバルーンは運命の手の象徴。男が「風を感じたら自分を感じて」と語っていたのと「小指の話」を思い出し、49日の間に男の影を見つけようとする。敵討ちを果たすと、紙飛行機(風のように生きたいという男の象徴)の導きにより、男の影を見つけ、過去にとらわれず生きてゆく決意をし、「ごめん」と言える。風を感じるために作った風車がまわり、思い出のパラパラ漫画(数冊)がめくれるという憎い演出。複数交換していたんですね。そして男からの最後の贈り物の詩集が届く。パラパラ漫画がカラーになっているのは、白黒から抜け出せた女のこれからの人生の象徴。アベックが描かれているのが涙をさそいます。男は好きな女と旅行するという夢が叶えられて幸せでした。小指、風車、紙飛行機など小物の使い方がうまい。トイレのドアが鍵盤模様だったり、風や風車を感じさせるカメラワークなどとても丁寧に撮られています。撃ち合いや殺人など悲惨な要素がある部分とシリアスになってからコメディが入る部分が減点。ラブコメというよりファンタジーとして鑑賞した方がよさそう。 【よしのぶ】さん [DVD(吹替)] 8点(2009-04-16 16:32:55) |
10.《ネタバレ》 主役が魅力的で、しかもその魅力を充分に引き出すことに成功すれば、ただそれだけでも映画がこんなにも面白くなってしまうんやなーってスゴイ感じました。 細かいことあげ出したらきりが無いのは確かやけど、それでもあの前作につながっていくラストには何ともたまらない感慨があるんです。 そんでチョン・ビション。いやヨ・ギョンジン。つーか、いやその、実在するんです。 いや妄想とちゃうんです、ほんまにいるんです。『猟奇的~』と本作はとても客観的にはコメント出来ない。それだけ「彼女」が輝いてるんです。 【よし坊】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-12-16 23:39:56) |
9.う~~~ん。うっとり… 彼女の可愛さに、見とれてしまいました。これは、映画ではなく、PVとして見ればいいんだよ。そう見れば、男性の場合8点以上になるはずなんだけどな~ 【シネマパラダイス】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-05-11 17:52:11) |
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8.《ネタバレ》 「猟奇的な彼女」に泣かされたので、 気になって見ました。 うん。 泣いた。もうヤバいくらい。 現在、韓国映画は、ある意味20年くらい前の日本ドラマでも見るかの如く純粋で清らかなストーリー、演出が多々なされている(キツイ人にはキツイ)。 しかし、いつの時代でも関係なく「誰かを大切に想う」って気持ちの根本は変わる事は無い訳で、今作のような作品がヒットする要因も納得できる。 ストーリー後半、 気の強い彼女が、彼を失い絶望に苛まれ生きる姿は痛々しく感じる。 ただ、その後「いつ終わるの?」と、かなりくどく感じる部分もあるが、関係なく泣けた(自分だけ?)。 近年韓国映画に見れる、最後の最後で見せる効果は今作にも健在(「ラブストーリー」、「ザ・アイ」など)。 こう幾つも韓国映画を見ていると、昨今の韓国映画、ドラマの人気は、誰しもが感じるられる「気持ち」の根本が上手く描き切られている...という事に気付かされる(ガンバレ邦画!)。 オススメの作品。 【sirou92】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-05-02 22:06:44) |
7.《ネタバレ》 最初コメディ系ラブロマンスなのかと思ってたら、思い切り泣かせ系なのですね。紙飛行機や、引越しの時の窓の枠や、ぱらぱら漫画などいろんなところに思い出を喚起させるものが映像として、はめられていて、切ないなあって感じだった。ただ、銃撃ちすぎ、カメラぶん回しすぎ。。猟奇よりはよくなかったので、普通にいけば7点なんだけど、チョンジヒョンが好きなのでこの点数で。 |
6.83%には入りません(泣きはしません)でしたが、良かったです 【栗頭豆蔵】さん [映画館(字幕)] 8点(2005-02-11 21:38:37) |
5.「猟奇的」のチャ・テヒョンでてましたね。あれはよかったですね。最後アニメチックだったもんだからヒヤヒヤしたけど。この作品、テーマ「風」だったからか、グルグルまわるカメラアングル多かったですよね。劇場で見るとクラクラしました。この映画は家でみるのがいい作品かも。ただ、劇場でみても、損した気にはならなかったです。パラパラ漫画がどんなストーリーだったのか、もう一度みてみたい気もしますね。私の個人的な評価は「猟奇」よりも高かったです。ただ、X-japannは選曲ミスか。声なしはよかったが、声が入っている場面はうるさく感じた。それと、夢と現実の境がはっきりしなかった。わざとかな?リアルな夢でしたね。あと、チョン・ジヒョンの性格を一貫して欲しかった。ラストはチャ・テヒョンをひっぱたくくらいで丁度よかったかも。追加:チョン・ジヒョンの顎が少々気になった。彼女は太るね。『なんだって?!』って怒られそうだけどね。 【joumonn】さん 8点(2005-01-20 19:59:36) |
4.《ネタバレ》 普通に泣いてしまいました.ラストで.X JAPANの「Tears」は見る前は何で今更??っていう感じだったのですが昔の思い出が一緒に蘇ってきてかなりやられましたね.ストーリーも1回安心させておいてそのすぐ後にかよ!!って感じがかなりうまいなと思いました.個人的にはグルグル回るカメラワークはかなり好きでしたね.特に車で回るシーンかな. |
3.《ネタバレ》 泣いた泣いた!!笑うより泣いてしまう映画。ストーリーは荒削りすぎるけれど、演出が良かったかな。 例えば、犯人を追っている時にミョンウとの会話が流れるシーンは監督に拍手したくなってしまう。風に向かって話しかける部分も本当に切ない。この監督でなければ、このストーリーでこんなにも泣くことはできなかったと思う。しかし!!最後のシーンはいただけない。チャテヒョンがでてくるのはいいんだけど、彼の代わりの新しい恋人との再会シーンが猟奇的な彼女のシーンの再現はあらまーと冷める感じ。そのシーンがあってもいいけど、それだけっていうのが減点!そんなんだったら、スリを追いかけてるシーンにするとかの方がよかったよと思ってしまう。泣きまくったけど、今冷静になってみると突っ込みどころ満載なとこ多いかも。あーでも、チョンジヒョンは相変わらず可愛らしくて、つい高得点をつけてしまう私。 【うらわっこ】さん 8点(2004-12-28 18:37:04) |
2.《ネタバレ》 宣伝どおり泣けました。ラスト30分は泣きどうしです。「猟奇的な彼女」の前作ともいえるようなストーリーでした。ラストのオチもあんな感じだし。ただこのエピソードはいるのかな?と思えるような、思わせぶりなわりに結局何もないエピソードが気になりました。(新しくコンビを組んだ警官の告白とか)「猟奇的~」や「ラブストーリー」の方が私好みだけど、これもなかなか良かったです。この監督の運命や奇跡を信じる感性はとても好感持てます。 【ジョナサン★】さん 8点(2004-12-14 13:28:36) |
1.《ネタバレ》 とにかく彼女が可愛い。はちゃめちゃするのがとってもお似合いの女優さんです。彼氏は彼女に振り回されっぱなしで、でもほのぼのとしてよかったです。予告でもありましたがビルから落ちるシーンあれは本当にどうなるんだろうと思いました。絶対死んじゃうのに意外なことが起こったり、ストーリーの中では定番予想をいい意味で裏切るところが多くて観ていて飽きませんでした。それと音楽が良かったですね。テーマソングも良かったし随所に日本の歌から英語の歌 クラシックと散りばめてあってシーンにもぴったりでした。泣いていた人も多かったです。 【ももち】さん 8点(2004-12-03 00:05:17) |