道成寺(1976)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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道成寺(1976)

[ドウジョウジ]
Dojoji Temple
1976年上映時間:19分
平均点:8.00 / 10(Review 3人) (点数分布表示)
アニメショート(短編映画)
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タイトル情報更新(2013-05-21)【にじばぶ】さん
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監督川本喜八郎
脚本川本喜八郎
音楽松村禎三
撮影田村実〔撮影〕
製作川本喜八郎
あらすじ
修行僧安珍が、旅の途中で求めた宿。その屋敷の清姫が安珍に恋した時、全ては始まった。仏の教えに従って方便を使い逃げる安珍。だまされたと知ってもなお想いの募るままに追う清姫。素足に乱れ髪で、息を切らせて男を追う女の姿に託して、熱い情念、心の闇が描き出される。映画祭で、動きのあまりの自然さにストップモーションアニメと思われず、受賞を逃したという逸話のある、日本の人形アニメーションを代表する名作。
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1.これより前に『鬼』という作品があり、こちらの習作の感じ。繁みの中を歩いていくとき、太棹三味線に合わせたり、人形浄瑠璃のノリ。画面の手前に金粉散らしたりしてるのはガラス越しに撮ってるのか。同じように物狂いに至る女の話だが、まだ「日本的な美」に寄りかかったものを感じた。しかしこちら『道成寺』はそういう日本的なものを使いながらも、それを越えられたという気がする。たしかに絵巻物風の構図はあるが、清姫が日高川に飛び込んで波に炎がチラつき出すあたりのリズムは人形浄瑠璃ではなく「映画」だ。ベッタリとした平面で蛇が鐘へ向かう図も面白い。情熱を抑えに抑えている気配が生きてくる。おそらく監督ピークの作品。
なんのかんのさん [映画館(邦画)] 8点(2013-05-17 09:42:42)
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【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 8.00点
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100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
600.00%
7133.33%
8133.33%
9133.33%
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