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墨攻

[ボッコウ]
Battle of Wits
(墨攻)
2006年上映時間:133分
平均点:5.98 / 10(Review 50人) (点数分布表示)
アクションドラマ戦争もの時代劇歴史もの小説の映画化漫画の映画化
新規登録(2006-11-28)【カニ】さん
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監督ジェイコブ・チャン
演出トン・ワイ(アクション監督)
キャストアンディ・ラウ(男優)革離
アン・ソンギ(男優)巷掩中
ワン・チーウェン(男優)梁王
ファン・ビンビン(女優)逸悦
ニッキー・ウー(男優)子団
チン・シウホウ(男優)牛子張
ウー・マ(男優)司徒
ユエ・チェンウェイ(男優)東伯
サミー・ハン(男優)
チュイ・ホントン(男優)
てらそままさき革離(日本語吹き替え版)
津嘉山正種巷掩中(日本語吹き替え版)
谷口節梁王(日本語吹き替え版)
甲斐田裕子逸悦(日本語吹き替え版)
原作酒見賢一『墨攻』(原作小説)(小学館刊)
脚本ジェイコブ・チャン
音楽川井憲次
主題歌おおたか静流(ボーカル)
撮影阪本善尚(撮影監督)
製作ジェイコブ・チャン
リー・ジョウイ
製作総指揮ホン・ボンチョル
ツイ・シウミン
ワン・チョンレイ
配給松竹
特撮メンフォンド・エレクトロニックアート&コンピュータデザイン(視覚効果)
ヴィクター・ウォン[特撮](視覚効果スーパーバイザー)
その他川井憲次(キーボード&パーカッション演奏)
あらすじ
戦国時代も終わりに近づいたBC370年頃。趙の巷淹中は燕を攻略する準備として、十万の大軍を率いて国境の小国・梁へ向かった。和議か? 抗戦か? 人口四千の梁の選択肢は限られている。城主の梁溪は、各地で兼愛を説く軍事組織《墨家》に援軍を要請したが、やってきたのは革離という丸腰の男だけだった。しかし、このただ一人の軍略家が、やがて十万の敵軍を振り回す事になる。
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4.《ネタバレ》 原作未読ながら、私は横山光輝の『三国志』の愛読者です。さらにPCシュミレーションゲームの『三国志』や『信長の野望』なんかも大好物。そもそも本作の設定自体が大好みなのです。さらに墨家の思想も日本人には受け入れ易いもの。「兼愛」「非攻」の精神は、専守防衛を掲げる日本の現行体制に極めて近いと考えます。ですから、すんなり物語に入ることが出来ました。日本の“いくさ”よりも数倍派手で容赦がない攻城戦は見応え抜群。戦いに対する考え方が、大陸と日本では明らかに違う気がします。風土や文化と戦争は密接なものでしょう。絶対的な人口数の差異ゆえか、日本より中国の戦争の方が命が軽く見えます。だからより一層、命の重さを説く革離に共感できたのかもしれません。でも彼は、城は守れても愛する女一人守れなませんでした。意味が無いとは言いませんが、あまりにも悲しいです。人が在るから国が在り、国が在るから人が在るのだと思います。どちらが重いという問題ではありません。理想を捨てたら意味がない。でも理想ばかりでは生きていけない。人間に課せられたジレンマは、これまでも、そしてこれからも、ずっと続くのだと思います。
目隠シストさん [DVD(字幕)] 8点(2008-03-12 20:16:10)
3.歴史的背景や原作の予備知識なしでみました。その昔マイクロソフトのAGE OF EMPIREというゲームにはまりましたが、かなりその雰囲気に近く、歴史物は比較的苦手なのですが、この作品は結構楽しんでみることができました。
K2N2M2さん [DVD(吹替)] 8点(2007-08-05 04:51:39)
2.《ネタバレ》 原作は知らないので軽く墨家について下調べしてから鑑賞。よくは知らないながらも墨家の”非攻””兼愛”などと言った思想が戦えば戦うほど自分の信じた思想の矛盾の壁にぶち当たる。何のために自分はここに来たのか?何故自分は戦うのか?全ての人を愛することと一人の女性を愛することに狭間で苦悩する。何故”墨家”は動かず彼が一人で来ることになったか、墨家はその思想の矛盾と結末が分かっていたからであろう。美術、セット、衣装、音楽とすばらしく、人海戦術の映像は安っぽいCGとは迫力が違いとても満足しました。
亜流派 十五郎さん [映画館(字幕)] 8点(2007-03-18 23:32:55)
1.《ネタバレ》 歴史好き、とくに攻城・篭城戦が好きな人にはたまらないでしょう。迫力ある映像と音響によって壮絶な戦闘シーンが展開されます。CGをうまく使いながら大勢のエキストラを動員した苦労がしっかりと画面に生きています。また人が城壁から落下したり火だるまになったりと「キャストの生命が安かった」時代の香港映画を髣髴とさせるものもあり楽しませていただきました。またキャストも午馬、銭小豪、于承恵など香港・中国映画が好きな人には懐かしい面々も勢ぞろい。子団のウー・チーロンは「ロード・オブ・ザ・リング」のオーランド・ブルームの役ですね(笑)。革離のアンディ・ラウはもちろんのこと芸達者な役者の演技も見ごたえ十分。物語は地味で大衆受けするとは思えませんが良い映画と思います。この脚本って暗に中国の侵略の歴史を皮肉っていると思うのですがそれは考えすぎでしょうか…?
トトさん [映画館(字幕)] 8点(2007-03-09 10:55:26)
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【点数情報】

Review人数 50人
平均点数 5.98点
000.00%
100.00%
200.00%
3510.00%
412.00%
51224.00%
61428.00%
71122.00%
848.00%
936.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.80点 Review5人
2 ストーリー評価 5.75点 Review8人
3 鑑賞後の後味 6.22点 Review9人
4 音楽評価 5.50点 Review6人
5 感泣評価 5.60点 Review5人
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