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追悼のざわめき

[ツイトウノザワメキ]
1988年上映時間:150分
平均点:5.62 / 10(Review 8人) (点数分布表示)
ドラマファンタジーモノクロ映画ロマンス
新規登録(2008-01-12)【カリプソ】さん
タイトル情報更新(2009-03-19)【】さん
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監督松井良彦
脚本松井良彦
撮影村川聡
製作安岡卓治
あらすじ
大阪市南部、若い女性たちの惨殺事件が続発する。 犯人は廃墟ビルの屋上で暮らす孤独な青年、誠(佐野和宏)。 彼は「菜穂子」と名づけられたマネキンを愛し「愛の結晶」が誕生することを夢想していた。 様々な人間が、 誠と菜穂子が暮らす「魔境」=廃墟ビルへと引き込まれていく。 そのとき、廃墟ビルに引き込まれた人々に残酷な運命が訪れる……。
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1.《ネタバレ》 冒頭、見てすぐわかるその背景は、いわゆる「あいりん地区」と呼ばれる場所。そこを歩く主人公。それだけでよく撮れたと感心する。 公園で鳩にえさをやる主人公らしき男のまわりをカメラがぐるぐるとまわる。でも鳩は逃げない。どうやって撮ってるんだろう。 ビルの屋上に火をつけるシーンはホントに火をつけてる。ものすごい黒煙。まじに消防車出てるし。おそらく撮影時のボヤで消防が来て実況見分かなにかしてるところをそのまま映してしまってる。 ラスト、小人症の女が女子高生だか女子中学生だかを学校の校庭にまで入って追い掛け回すシーンはおそらくゲリラ撮影。ゲリラ撮影自体はどうってことはないが、この強烈な画づらをゲリラ撮影してるってのが凄い。そんなこんなでいちいち衝撃を受けながらの鑑賞なのだが、本当に衝撃なのは内容もさることながら、映画の中での「差別」に対するオブラートの無さだろう。 見た目のグロテスクさ(リンチの『イレイザーヘッド』と似通った部分があります)よりもこの「差別」のあけすけさが衝撃。 しかし、あけすけであることでどこか崇高さと言ったら言い過ぎだろうか、なんか、美しいものを見ているような感覚を覚える。 そしてこの映画は画面に映される異常な行為とは裏腹に深遠なるラブストーリーを観た気にさせてくれる。いや、間違いなく深遠なるラブストーリーだ。キワモノ映画として観終わってほしくない映画です。
R&Aさん [DVD(字幕)] 8点(2009-02-20 16:37:54)
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【点数情報】

Review人数 8人
平均点数 5.62点
0112.50%
100.00%
2112.50%
300.00%
400.00%
5112.50%
6112.50%
7225.00%
8112.50%
900.00%
10112.50%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 10.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 9.00点 Review1人
4 音楽評価 10.00点 Review1人
5 感泣評価 6.00点 Review1人
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