1.《ネタバレ》 非常にアートな映画です。とにかく、整然とした構図や色彩等が緻密に構築されていて映像に全く隙が無く本当に素晴らしいです。
ロケーションもまるでこの世の果て(見たことはありませんが)のような荒涼とした雰囲気を醸し出していて非常に惹きこまれましたね。
内容的には、音楽やセリフも少なく非常にシンプルではありますが、我々の想像力を大いに刺激してくるものになっています。
個人的には主人公にああいうラディカルな行動をとらせない方が良かったように思いますが、素晴らしい作品であることには間違いありません。
チャン・リュル監督は今後も注目していきたいです。