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泥棒成金

[ドロボウナリキン]
To Catch a Thief
1955年上映時間:106分
平均点:5.60 / 10(Review 63人) (点数分布表示)
公開開始日(1955-10-18)
サスペンスコメディ犯罪ものミステリーロマンス小説の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2018-08-18)【イニシャルK】さん
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監督アルフレッド・ヒッチコック
キャストケイリー・グラント(男優)ジョン・ロビー
グレース・ケリー(女優)フランセス・スティーヴンス
ジェシー・ロイス・ランディス(女優)ミセス・スティーヴンス
ジョン・ウィリアムズ〔男優・1903年生〕(男優)保険会社“ロイド”の調査員 ヒューソン
シャルル・ヴァネル(男優)ベルタニ
ブリジット・オーベール(女優)ダニエル
アルフレッド・ヒッチコック(男優)バスの乗客(ノンクレジット)
滝田裕介ジョン・ロビー(日本語吹き替え版【TBS】)
金井大ベルタニ(日本語吹き替え版【TBS】)
猪俣光世ダニエル(日本語吹き替え版【TBS】)
宮内幸平(日本語吹き替え版【TBS】)
塚田正昭(日本語吹き替え版【TBS】)
たてかべ和也(日本語吹き替え版【TBS】)
加藤正之(日本語吹き替え版【TBS】)
納谷悟朗ジョン・ロビー(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
二階堂有希子フランセス・スティーヴンス(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
矢田稔ベルタニ(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
藤波京子ミセス・スティーヴンス(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
千葉順二保険会社“ロイド”の調査員 ヒューソン(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
脚本ジョン・マイケル・ヘイズ
撮影ロバート・バークス
製作アルフレッド・ヒッチコック(ノンクレジット)
パラマウント・ピクチャーズ
配給パラマウント・ピクチャーズ
特撮ジョン・P・フルトン(special photographic effects)
美術ハル・ペレイラ
サム・カマー(セット装飾)
衣装イーディス・ヘッド
ヘアメイクウォーリー・ウェストモア(メイクアップ・スーパーバイザー)
編集ジョージ・トマシニ
日本語翻訳額田やえ子(日本語吹き替え版【TBS/DVD】)
その他C・O・エリクソン(ユニット・プロダクション・マネージャー)(ノンクレジット)
あらすじ
舞台は陽光眩い南仏ニース。街では往年の怪盗”キャット”の手口に似た宝石盗難事件が連続して起きる。”キャット”ことジョン・ロビー(ケーリー・グラント)は苦々しげに新聞を眺めるが彼はとうに引退しており無実なのである。やがて警察が彼の別荘にやって来る。事の真相を知ろうとしたロビーは刑事たちを煙に巻いて、旧友を訪ねる事になるのだが...
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6.全くヒッチコックらしくない映画でしたが、テクニカラー&ビスタビジョンで美しいヨーロッパの景色が鮮やかな色合いで堪能できる素敵な作品。シネスコと異なり圧縮されていないビスタビジョンは非常に美しく、70年ほど前の映画とは思えません。またWikiによるとヒッチコックとしては初のワイドスクリーン作品だったようで、車での長回しのシーンなども凝っていてとても美しく記録されています。
特筆すべきはダブル主演の「ケーリー・グラント」と「グレース・ケリー」のスーパーカップルがとにかく優雅で美しいということ。この甘美なカップルが美しいヨーロッパの景色を背景に華麗に振る舞う姿はまさに浮世離れした美しさで、スクリーンの中だけで繰り広げられる夢の世界に酔いしれることができる稀な作品です。

フランシス・ドッジの推理小説を原作にしているだけに話にも安定感があり、宝石が盗まれる過程や準備、謎にも破綻がありません。確かに21世紀の感覚で見てしまうと少々陳腐な部分もありますが、前述のケーリー・グラントとグレース・ケリーの圧倒的なスター性から陳腐さは些細なことのように思えてしまいます。また、彼らがランチデートでドライブするシーンの車のギミックも素晴らしく、到着した丘の上からモナコ市街が一望できるシーンは最高すぎました。鳥の足を食べた後にキスしたら鳥の味しかせんやろな~とか、、なぜ合成にしちゃったのかとか、、色々意味深なシーンです。有名な話ですが皮肉にもこの美しいシーンが撮影された付近でグレースケリーは車を運転中に亡くなっています。(脳梗塞&転落)

ラストの対決が少々退屈しますが今の時代感覚で見てはいけません。真犯人もお決まりの展開ですが、本作はジャンル的には一応「サスペンス&コメディ&ロマンス」なので、結末としてはまあこんなものです。どちらかというとケリー嬢の圧倒的な美しさから「ロマンス」が一番強調されるべき部分ではないでしょうか。
本サイトのレビューでは低評価ですが、映画ファン、グレース・ケリーファンでしたら一度は見ておくべき名作です。後の大ヒットシリーズ「007ジェームズ・ボンド」にも多大な影響を与えたはずなので、007ファンも見て損のない作品です。(というか本作のほうがより007ぽいかも)
アラジン2014さん [インターネット(字幕)] 8点(2024-11-03 11:54:19)
5.グレース・ケリーのファッション・ショー映画。こういう映画を楽しんで撮っているヒッチコックこそ映画成金。
鱗歌さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2010-09-23 03:59:38)
4.《ネタバレ》 黒光りしてテカりまくってるケイリー・グラントの顔、この人やはり美人に追いかけられるのがサマになります。シロであっても得体の知れなさを醸し出すキャラでもって美人だけでなく警察に追われるのも必然かつ板に付きすぎ。確かにヒッチコック作品としてはぬるめで、ある意味異色作なのですが、何度でも観たくなる艶、様々な要素のバランス感覚が絶妙。『泥棒成金』のような映画って他にイメージできませんもん。これでけぬるくて魅力的な映画を作るのって至難の技では無いでしょうか?もちろんそれは美しきグレース・ケリー無くして語れません。特に最初の登場シーンで清楚で生真面目な女性に見せておいて、部屋の前でケイリー・グラントの背中に手を廻して自分からキスするシーン。自分は既にここで骨抜きにされてしまいました。さすが皆さんのコメントも平均点以上に評価が高いです。

よし坊さん [DVD(字幕)] 8点(2007-02-24 12:42:27)
3.この映画、ヒッチコック映画の中では点数低い方に入るみたいですけど、私はこの作品もかなり好きです。確かにヒッチコックの他の映画とは違うタイプの作品ではあるし、傑作かと言われるとそうではないけど、この映画は「ハリーの災難」同様、ユーモラスという点ではトップクラスの洒落たサスペンスコメディ風の内容でして、この映画、グレース・ケリーの怪しげな魅力も十分堪能出来る作品として評価したいと思います。一般的には高評価の「サイコ」よりもこの映画の方が私は好きです。
青観さん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-11-29 22:17:29)
2.↓かーすけ様、俺と目の付け所が似てますねえ。グレース・ケリーって本当にノースリーブから伸びる二の腕が抜群に美しいんですよね。同時代だとオードリー・ヘップバーンはか細すぎるし、エリザベス・テイラーは逆にムチムチと肉付きが良すぎるような気が・・・。人呼んで「史上最強の二の腕美女!(←もちろんお顔もお美しい)」グレース・ケリーの魅力が一番楽しめるのはこの映画だと思います。ヒッチコックらしい強烈なサスペンスに欠けているからといって、自分のワクワク出来る映画リストからは外す事なんか出来ません!
放浪紳士チャーリーさん [地上波(字幕)] 8点(2005-09-01 16:07:01)
1.直感的に好きです。観ている最中にヒッチコック作品であることを
忘れてしまう程でしたが、ドラマとして楽しめたのでそれはそれで良い
かなと思いました。風景がとにかくキレイ!
しまうまんさん 8点(2004-06-13 12:59:41)
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【点数情報】

Review人数 63人
平均点数 5.60点
000.00%
111.59%
200.00%
334.76%
41015.87%
51726.98%
61930.16%
746.35%
869.52%
923.17%
1011.59%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.14点 Review7人
2 ストーリー評価 5.37点 Review8人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review8人
4 音楽評価 5.75点 Review4人
5 感泣評価 4.33点 Review3人
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【アカデミー賞 情報】

1955年 28回
撮影賞ロバート・バークス受賞 
美術賞ハル・ペレイラ候補(ノミネート) 
美術賞サム・カマー候補(ノミネート) 
衣装デザイン賞イーディス・ヘッド候補(ノミネート) 

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