蛇の穴のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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蛇の穴

[ヘビノアナ]
The Snake Pit
1948年上映時間:108分
平均点:6.50 / 10(Review 4人) (点数分布表示)
ドラマモノクロ映画小説の映画化
新規登録(2010-06-20)【アングロファイル】さん
タイトル情報更新(2014-02-14)【ESPERANZA】さん
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監督アナトール・リトヴァク
キャストオリヴィア・デ・ハヴィランド(女優)ヴァージニア・カンンガム
レオ・ゲン(男優)マーク・キック博士
セレステ・ホルム(女優)グレイス
リーフ・エリクソン(男優)ゴードン
メエ・マーシュ(女優)(ノンクレジット)
音楽アルフレッド・ニューマン
編曲エドワード・B・パウエル
撮影レオ・トーヴァー
製作アナトール・リトヴァク
ロバート・バスラー
20世紀フォックス
製作総指揮ダリル・F・ザナック
配給セントラル
特撮フレッド・サーセン(特殊撮影効果)
美術ジョセフ・C・ライト(美術監督)
ライル・ウィーラー(美術監督)
トーマス・リトル(セット装飾)
衣装チャールズ・ル・メイル
編集ドロシー・スペンサー
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1.《ネタバレ》 これはけっこうよかった。記憶喪失・神経症で精神病院に入院した人妻が、退院するまでのお話。病気の原因は今日言う「トラウマ」で、それを探っていく過程がミステリー風でかなり面白かった。実際に夫の顔や結婚したことを忘れたりする症例があるのかどうか、私はまったく知りませんが。ただヒロインが、強度の強迫観念に囚われているというのは納得できました。これが話の中心ですが、精神病院の患者が増えすぎて、とても1人ひとりにきちんと対応できていないという現実も描かれています。看護師の患者に対する態度も、少々問題あり。そうした批判を含んでいるということも評価できます。しかしもっともよかったのは、なんといっても主役のオリヴィア・デ・ハヴィランド。狂気から脱しようとするヒロインの苦しみ・孤独を熱演していました。役柄上錯乱した場面も多いのですが、なかなか迫力があります。この方は『風と共に去りぬ』のメラニー役くらいしか知られていないかもしれませんが、本作や『女相続人』を見ると、かなりの演技派だとわかります。もう少し認知度が上がってもいいと思います。脇役では、担当医のレオ・ゲンがさわやかな味を出していました。知名度は低いですが、逸品です。

【追記】調べてみたら、原作は小説とはいえ、作者の実体験に基づいているようです。となると、記憶喪失になったということなのでしょう。
アングロファイルさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2010-06-25 20:38:05)(良:2票)
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【点数情報】

Review人数 4人
平均点数 6.50点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5125.00%
6125.00%
7125.00%
8125.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.00点 Review1人
2 ストーリー評価 Review0人
3 鑑賞後の後味 Review0人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人
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【アカデミー賞 情報】

1948年 21回
作品賞 候補(ノミネート) 
主演女優賞オリヴィア・デ・ハヴィランド候補(ノミネート) 
監督賞アナトール・リトヴァク候補(ノミネート) 
作曲賞(コメディ)アルフレッド・ニューマン候補(ノミネート) 
脚色賞 候補(ノミネート) 
録音賞 受賞 

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