7.《ネタバレ》 ブルース・リーのファンなら彼の詠春拳の師匠でお馴染みの葉問ですが、それ以外の知識がなかったので、今回の映画を通して知ることができよかったです。どこまでが実話なのかわかりませんが・・・
詠春拳というとストレートの手技中心なので、映画のアクションとして見せるには地味かなとも思ったのですが、ドニー・イエンの実力と見せ方の上手さでいいアクションになってると思います。
今までのドニー・イエンのアクションは、カット割りが多くてあまり好きになれなかったのですが、今回はあの圧倒的なスピードで迫力のあるいいアクションでした。それにあの詠春拳独特の構えがカッコいい!
ただ強いて言えば、私はあまりワイヤーアクションが好きではないので、もう少し控えめの方がよかったです。いかにも釣られてるなぁ~って場面もたまに見受けられるので(笑)
後半のボクサーとの対戦はありきたりな設定なので面白くありません。
それと、最後に出てくる子供のころのブルース・リー役の演技はギャクなのか??と思ってしまいました。ブルース・リーの特徴を表現したいのは分かりますが、もう少し抑えた演出の方がよかった気がします。
ドラマとしては、パート1である「序章」の方がよかったように思います。
ドラマの時代の流れもあるし、登場人物のこともよく理解できるので、まだ見てない方は「序章」の方を先に観ることをお勧めします。