1.アタシはこのバンデラスとハレルソン、大好き!傷を持つボクサー同士の友情、互いの痛みを分かり合える男たち・・・なんだけど、これがまた愛すべきダメ男なんだよね、二人とも。子供みたいなケンカばっかりしてるし。でも最後の試合のシーンは、何度も何度も立ち上がる二人に胸が熱くなった。挑戦し続ける限り「敗者」ではない。「ヒーロー」というのは、こういうオトコたちのことかも知れない(邦題は甘くなっちゃったけど、原題の「Play It to the Bone」にはこの気合いが込められているかも)。んでもって、最後はやっぱし・・・なんだよね。もう、この二人笑かしてくれる。ハレルソンに至っては、こりゃほとんど「地」ではないかと思われる。バンデラスも「ゾロ」でのかっくよさとは違う(殴られたらブルース・リーになっちゃった)うんと味のあるキャラクターよ。