亡霊怪猫屋敷のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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亡霊怪猫屋敷

[ボウレイカイビョウヤシキ]
1958年上映時間:69分
平均点:6.80 / 10(Review 5人) (点数分布表示)
公開開始日(1958-07-13)
ホラー時代劇モノクロ映画
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タイトル情報更新(2023-07-18)【S&S】さん
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監督中川信夫
助監督石川義寛
キャスト五月藤江(女優)化け猫/石堂老母
細川俊夫〔男優・1916年生〕(男優)久住哲一郎
和田桂之助(男優)石堂新之丞
北沢典子(女優)お八重
中村竜三郎(男優)竜胆寺小金吾
芝田新(男優)石堂右近将監
宮田文子(女優)宮路
倉橋宏明(男優)健一
杉寛(男優)慧善
国方伝(男優)八太郎
石川冷(男優)佐平治
脚本石川義寛
音楽渡辺宙明
撮影西本正
製作大蔵貢
配給新東宝
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1.《ネタバレ》 タイトルからしていかにもコワそうですね~何て読むのかわかりませんけど。ははは。
カイネコだとあまりコワく無さなさそうなのでカイビョウでいいんですかね~。
それはともかく。まず現代篇。青みがかったモノクロ映像が何とも不気味です。
走ってた車がネコをハネそうになってあわや海に転落するか、という場面。間一髪、車もネコも無事だった、というワケで、「ああ、良かった」となるのですが、いやいや、化け猫映画なんだから、ネコは車にハネられて恨みを持って死なないと、映画にならないんじゃないの、と心配になる。
しかしそこは心配御無用。いかにもアヤシげな屋敷へと舞台は移り、アヤシい老婆が出没して、襲いかかってくる。
いや、襲いかかると言っても、毎度毎度、チョロッとだけ首を絞めるだけ。命に別状は無く、単にド迷惑なだけの話。こんな攻撃力の乏しい化け猫(かどうかはまだ判らないけど)でいいんだろうか、とまたまた心配になる。
そこから、時代を遡り、時代篇へ。映像はカラーへと切り替わります。
で、殺人事件に端を発した奇怪な物語、化け猫騒動の発端が描かれるのですが、殺人事件のキッカケというのが、囲碁の勝負から始まったケンカ。何だかあの、将棋に負けて発狂して悪事に走った鉄人Qを少し思いだしてしまいます。
それにしても、現代篇のモノクロの不気味さもなかなかでしたが、時代篇のカラーを活かしたアヤシさも、なかなか。恨めしげに蘇る死人の霊、生者の姿がふとした瞬間に死者の姿に見え、狂乱する極悪家老。カラーならではのサイケ調の演出。
化け猫はヒョイヒョイと身軽な動きで屋敷の内外を動き回り、こういったシーンではスピード感があります。
そんでもって、壁の中の死体が不気味さにとどめをさして。このカタストロフは、結構、現代的な感覚、と言ってもいいのでは?
短い作品ですが、見どころの多い作品です。
鱗歌さん [インターネット(邦画)] 8点(2022-05-11 23:02:49)
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【点数情報】

Review人数 5人
平均点数 6.80点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
6240.00%
7240.00%
8120.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 7.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人
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