6.シルベスター・スタローンとアーノルド・シュワルツェネッガー、この二人が正真正銘の「競演」を果たした。
その映画的価値が身に染み入るように分かる世代の映画ファンにとって、この“大雑把”な映画を卑下する要素など微塵も見つけることが出来ない。
ストーリーが穴だらけ?当たり前じゃないか!
御都合主義のオンパレード?当たり前じゃないか!!
設定自体に整合性がない?当たり前じゃないか!!!
映画そのものが大味過ぎる?当たり前じゃないか!!!!
それが、頂点を極めたこの二人だけ許された唯一無二の“娯楽性”なんだよ!なめんなよ!
それにしても、監獄の「正体」をモロバレしちまっている国内のプロモーションには怒りを通り越して呆れしかない。なんだってそんな決断に至るのだ。理解不能……。