1.レビューとして成立していない気がしますが、数少ない劇場鑑賞者の一人として。
この作品のキモは、原作者ディーン・クーンツです。
キングと比べられ、それでもB級テイストの道を突っ走る彼の作品は、映画化すれば全て悲惨な有様(映画化したら見れそうなものなのにC~Z級映画の数々)・・・だから、彼の「最高傑作」が映画化されたにも関わらず、全米未公開かつ日本限定一週間公開となれば、「クーンツファン」を自称する人は「自分が見なくて誰が見るのさ」と声を張り上げ、ポスターも無ければパンフレットも無い上映館に足を運ぶわけです。
また、いつもの惨状を見るのではないかと戦々恐々しながら・・・
おそらく、劇場で見た人はみんな同じ気持ちなのでしょう。
作品は?というと、ストーリー自体はありがちなものですが、話のテンポはいいですし、俳優の演技力も確かだし、CGはそれなりに頑張っているし、退屈しないスモールタウンムービー。
要するに、本作はクーンツ原作の映画化として、初めてまともに見れる作品なのです。
だからいいじゃないですか。これは記念碑的作品なんですから。難しいこと考えず、オッドのように頭が詰め物の行動派の気持ちで鑑賞しましょう。
と、勝手に思う次第であります。※まるでレビューになっていないですね、こりゃ