7.《ネタバレ》 『続』とは言いつつも前作の続きではありません。
キャストはクリント・イーストウッドとリー・ヴァン・クリーフの2枚看板を引き継ぎつつも役名などは違っていて前作との因果関係はありません。
そして今作は何と言ってもイーライ・ウォラックの活躍抜きには語れないでしょう。
2枚看板に割って入るようなカタチで縦横無尽、憎み切れないあのキャラクターは素晴らしいですね。
彼がいなかったらこの映画は成立していなかったと言って過言ではないでしょう。
善玉イーストウッド、悪玉クリーフ、uglyはならずもの…かな?はウォラックという設定ではありますが、特に『イイヤツ』はいません(笑)
みんな、お墓に埋められているという20万ドル目当てに、牽制し合い、出し抜こうとするお話で、緊張感があって面白かったです。
ラストにも繋がる『賞金首を一旦捕まえさせて、絞首刑のタイミングで逃がす』って件、アレをやるメリットってなんなんですかね?
ラストのは安全に山分けするためだとは思うんですが、物語序盤のはよくわかんなかったです。
クリーフがもう少し活躍してくれてたらもっと面白かったと思いますが、なかなかどうして続編ものとしては(続編じゃないんだけどねw)かなり面白かったです。