グッド・ライ いちばん優しい嘘のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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グッド・ライ いちばん優しい嘘

[グッドライイチバンヤサシイウソ]
The Good Lie
2014年インド上映時間:110分
平均点:7.60 / 10(Review 15人) (点数分布表示)
公開開始日(2015-04-17)
ドラマ実話もの
新規登録(2015-04-26)【DAIMETAL】さん
タイトル情報更新(2023-06-13)【イニシャルK】さん
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監督フィリップ・ファラルドー
キャストリース・ウィザースプーン(女優)キャリー
コリー・ストール(男優)ジャック
園崎未恵キャリー(日本語吹き替え版)
星野貴紀(日本語吹き替え版)
製作ロン・ハワード
ブライアン・グレイザー
製作総指揮ブロデリック・ジョンソン
エレン・H・シュワルツ
ロバート・F・ニューマイヤー
配給キノフィルムズ
美術アーロン・オズボーン〔美術〕(プロダクション・デザイン)
衣装スティラット・アン・ラーラーブ
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5.記念すべき500作品目のレビューですが素晴らしい作品に当たって良かったです!

前半の重苦しさはすさまじいものですが、それを感じさせない彼らの強いハートには感動しかありませんでした。一転、後半パートの笑わそうとしてないのに笑ってしまうシーンの数々も非常に興味深いもの(電話の件は面白い)でしたが、前半の苦悩を知っているだけに心から笑うこともできず、健気に生きようとしている彼らを敬うべきとすら感じる流れはさすがでした。
まだ新しいのに食品を捨てるシーン、ライオンとの一件、彼らがハマったジョーク、牛に会いにいくシーン、姉とのシーン、兄とのシーン、そして予想外のラスト。全てが深くて素晴らしいものですが、冷静に考えたら第二次大戦以前の日本にも普通にあったであろうシーンばかりだと気付きます。そういう意味では実直な日本人には馴染みやすい映画かもしれません。

「何もないアフリカに生まれて可哀そう」そう思っていましたが、実は違うということに気付かされてハッとさせられます。彼らにとっては牛がいて、土があって、そして自分の肌の色が黒いことが当たり前なのです。平和ボケした我々にはグサリと突き刺さる描写の数々、また、スーダンの彼らもアメリカの彼らも皆平等でイイ人達ばかり、どちらが上とか下とかいう陳腐な描写が無かったのも良かったです。しいて挙げれば難民キャンプに取り残された「ロストボーイズになれなかった友人」の顛末が描かれていないのが少し残念でした。

全体的に起伏のバランスもよく、題名の伏線回収もスムーズです。哀しい映画ではありましたが勇気を貰える映画でもありました。まさに心が洗われる素敵な作品、今の日本人がいかに幸せなのかを再認識させられる映画です!もう少し話題に上るべき作品です。
アラジン2014さん [インターネット(字幕)] 8点(2020-04-23 13:46:50)(良:1票)
4.《ネタバレ》 映画の中で、スーダン内戦の様子をわずかの回想で済ませることなく、彼らロストボーイズの生い立ちからしっかりと時間をかけて描いたこと。これが彼らの人物を深く掘り下げることに成功していて、アメリカ編における彼らの一言一言に深みを与えています。 これは表向きはロストボーイズの救済を題材にした社会派の映画。でも救済されたのはキャリーの心であり、彼らに多くを教えられたのはむしろ我々の方。 平和な世界に生きている喜び。家族が当たり前のように一緒にいる喜び。与えられたすべてに感謝する心。 平和な暮らしと引き換えに、人が失ったものはあまりにも多い。 彼らロストボーイズは、僕らが失ったものを教えるために導かれた宣教師だったのかもしれません。 ちょっと興味深かったことを一つ。彼らにとっては物を買う売るといった概念はあまりなくて、それは「お金」と「商品」(サービス) を交換する、ただそれだけの行為。つまり、金を払った方がエライといった考え方は皆無で、与えてくれた人・与えられたモノに対する感謝の気持ちはいつだって忘れない。このあたりは物々交換の風習がまだ根強く残るアフリカの考え方を垣間見たようで興味深かったです。 ちなみに「嘘」って面白い言葉で、その定義は人によって曖昧です。 (と思ってます) 私にとって嘘とは、私利私欲が目的で相手をだますこと。少なくとも、相手の幸せを願って真実ではないことを語るのは私の尺度では嘘とは言いません。
タケノコさん [DVD(字幕)] 8点(2016-06-09 23:48:29)(良:1票)
3.重くて悲しい話であり、あたたかい話だった・・。
ちょっと期待しすぎたかも・・・。
へまちさん [DVD(字幕)] 8点(2019-05-26 18:43:37)
2.《ネタバレ》 観る価値のある良い話でした。「子供たちの悲鳴が消えない」と涙したシーンが1番印象に残ってます。それに対する元兵士の慰めの言葉は、優しさから発せられた言葉でしょうし、それ以外何が言えるかと問われれば、言葉もないのですが、私には腑に落ちない思いが残り続ける映画でした。平気で子供達を銃で追い回す大人たちの姿に対する怒りが消えないのです。最近のこの手の映画は、被害者とそれを支える人との交流は描くけれども、悲劇を作る張本人たちの問題は蚊帳の外で放置したままということが多い気がします。子供を平気で殺す大人に対する罰や責任の問題はどうなってるんでしょう? 子供を兵士にさせてしまう大人の責任も。
だみおさん [DVD(字幕)] 8点(2016-10-17 01:03:30)
1.《ネタバレ》 アフリカスーダンで内戦があり、兄弟4人が生き残り、アメリカ本土に移住する話。兄弟がアメリカでバラバラに生活を余儀なく強いられる。また、カルチャーショックでなかなかうまくアメリカで溶け込めない。アフリカが恋しくなる。兄弟離ればなれが辛い。最後にアフリカに残した家族に会いに戻るシーンは感動。グッドライ、なるほど。
SUPISUTAさん [DVD(字幕)] 8点(2016-04-04 00:47:58)
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【点数情報】

Review人数 15人
平均点数 7.60点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
416.67%
500.00%
6426.67%
700.00%
8533.33%
9426.67%
1016.67%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review1人
2 ストーリー評価 8.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 9.00点 Review1人
4 音楽評価 6.00点 Review1人
5 感泣評価 7.00点 Review1人
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