1.《ネタバレ》 パージ(浄化)という言葉に騙されてしまいがちですが、なにも殺しに限ることはないのに なぜ?
全ての犯罪が許される日なんですよね
ということはですよ、小さな事から申せば万引きオッケー、あらゆる店舗からの商品強奪オッケー、貴金属店の金庫爆破したって全然オッケーなんですよ 仲間内で分け前揉めたならその時初めて相手を殺せばいんですよ
そんな貧困層にとっては願ってもない大チャンスの日なのに その貧困層が狙われるだけの蟻みたいになってる一方的な設定。
そして行われるのはパージとの賜る殺人ゲームばかりです。
富裕層やゴロツキ連中のみを悪く見させるのはちょっとね 不自然だ。
全ての犯罪が許される日 そこは素直にその国に生きてる人間誰しもがいろんな悪事に染まっていくというような平等感が欲しいところ
ただ一つやってはならないことの一つとして トランポリン大統領に核発射のボタンを押させないという条約こそ盛り込んでおいてて欲しいものですが。
ただですね、前作に比べますとね どうしても、
なかなか面白くなってるんです。いいんです。かなりスリル有ります。
スーパーヒーローな男によちよちと付いてまわる か弱い4人。
一緒に逃げ回る仲間の中に足手まといなだけの男が一人いたりしてなにかと面白いんです。
そんな軟弱男を慕う彼女の"それでも私は彼を愛してるんです"的な情の部分の演技も立派、そして最後まで彼を見捨てなかった愛情など立派です。(でも彼の様子を見る限り、彼は姉との関係が訳アリそうだったので最終的には彼は姉を取り、彼女は捨てられたんじゃないかと思うのですがね=余談)とかそんな寄り道な話共々、かなり面白くなっているんです。だから、次も観る。