3.《ネタバレ》 イギリス人って機関車トーマスといい、こいつといい変な主人公で物語を作るよね。人間じゃないのに人間並みに描かれる。ディズニーのキャラクターと違って異物なのに人間みたいに描かれるのがなんとも不思議だ。大体、ペルーの熊って何かね。南米には既知の熊っていないからそこの選択ですかね。
イギリスまで密航してくるんだけどその間は隠れている。それが、着いて駅に行くともう普通に立って道行く人に話しかけたりする。でも、無視されちゃう。熊に礼儀正しく話しかけられて無視する?自分ならどうだろ。わからん。兎に角、返事をしてくれた家族と物語が始まるわけだ。この一家がまた面白い。特に父親。バイクにまたがって産院に駆け付けるところ、掃除婦に扮して進入するところ何回も見直してしまった。
そして、キッドマン。いいキャラクターだなあ。彼女は彼女なりの必然を抱えて物語に関わってくる。もうこの必然が絶妙。
熊のCGが嫌で見ないならもったいない。本当に上質な作品だと思います。