2.先のmalvinasさんの意見に著しく同意。これはハートフル・コメディに属する物であって、おバカとかスラップスティックとはほど遠い作品ですね。ただしそのへんの先入観を払って見れば、個人的にはかなり楽しめましたしこういうのけっこう好きです。細かいところではちゃんとコメディになっているのですが、ドタバタ系のとんでもおバカな作風をイメージするとちょっとコケると思います。ジェイソン・シュワルツマンも若手ながらなかなかいい味出していると思いますが、やっぱりこれはビル・マーレーの映画じゃないでしょうか。彼のちょっとアイロニカルなキャラがわかっていれば、うまくノレるんじゃないかなぁと思います。たまに「ぷぷっ」と笑うぐらいがちょうどいい、どちらかと言えば大人向けのコメディではないかと。売り方を大間違いしているコメディって多いですが、これじゃあ私なんかタイトルだけでパスですよね。おバカコメディにしたっていかにも語呂が悪いし、もうちょっとどうにかならなかったんでしょうか。困ったもんだ。 BGMセンスいいんで1点プラスしちゃいます。