6.全然期待せずに見たためか「結構おもろいやん」でした。最初は下世話な欲望丸出し金儲けストーリーでしたが、物語が進むにしたがって表現の自由獲得の為の戦い、夫婦愛とテーマがどんどんシリアスな方向にシフトしていきます。メッセージ色の強いうさん臭い映画にならなかったのはラリー・フリントのある意味純真な(幼稚な?)性格が全編を通して一貫しているからでしょうね。 【mon-mon】さん 8点(2002-06-26 16:51:29) (良:1票) |
5.この映画でコートニー・ラブという人を知った。まさに彼女しかできない役であろう。ウディ・ハレルソンも見事なはまり役。実に見ごたえのある映画だった。 【如月CUBE】さん 8点(2004-06-28 11:43:30) |
4.テーマの「表現の自由」と「夫婦愛」が、どちらも普通とはちょっと違った入口から入った描き方で、とても興味深く見る事が出来ました。主役のラリーから出版社の受付嬢まで、人物描写が入念で、見応えがありました。ただこういった実在の人物を扱った映画に多いことですが、事実を曲げられないがために、フィクションだったら省くことが出来る部分まで描かなくてはならず、「延々とした筋書き」という感が否めない。事件がポコンポコンと随所にあって、ひとつひとつはなかなか面白いんだけど、ひとつの映画として見た時、「最高のクライマックス」は何? という感じ。ま、結局こんな映画が出来るのも、みんな下品なギャグが大好きだからなのよね~ 【ともとも】さん 8点(2003-12-08 13:57:39) |
3.「カッコーの巣の上で」のミロシュ・フォアマン監督作品という事で公開日に渋谷に見に行きました。やっぱり人間描写が美味い監督ですね(キャラクターに感情移入できるのは凄いこと)。ラリーフリント本人が裁判官を演じている強烈なアイロニーに産業主義に対する監督の痛烈な批判のメッセージを見て取りました。 |
2.エロもの予想で見たのに、いい意味で裏切られた。テーマは「自由」でしょう。自由の国アメリカで、ちょっと過激だけどしっかりした問題提起をしてる。こういう映画はちゃんと頭使って見んといかんね。 【鉄コン筋クリ】さん 8点(2001-12-02 01:38:42) |
1.米映画人、特にアカデミー会員の間では、不評も良いところの映画。が、決してそれ程に性的表現が不快を招くとは思わなかった。あくまでオリバーストーン(製作担当)色の強い作品で満足。但し、宣伝文句に騙され、Hなのを想像して見た人は期待外れとなりますのでご注意を! 【イマジン】さん 8点(2001-01-27 00:36:49) |