3.《ネタバレ》 まず、この神秘的なタイトルが何より優れていると思います。
錬金術のような作品。とても神秘的でサイケデリックな感じだった。
ほとんど意味が分からないのですが、この色彩は心地良いし、
ストーリー自体が無いのだと思えば気軽に(?)観れる作品だと思った。
(というのも、「エルトポ」のようにストーリーが偉大だったり、「サンタサングレ」のように入り込める物語だと身構えてしまって疲れるのですが(もちろん両者は傑作です!)、
本作は脈絡がほぼ無いために最初から「意味わからん!」と観て楽しみ「理解しよう!」としなければ、映像は心地よくただ流れているだけです。脳は何も考えないで気持ちよく身をゆだねるだけです。)こういった脈絡も何も無いストーリーは観ていると瞑想状態(眠気じゃない、、、)夢うつつのような感覚に陥る(ような気がする、、、)。
でもこの作品は難しすぎて意味はわかりません。
ちょっと危ない教祖の教典のような映画でした。
だから自分もカルトになったような錯覚が味わえて楽しいです。
この映画を100回も観たら座禅で空中に浮けるかもしれません。