1.《ネタバレ》 この不思議な恐怖感がいい。奇妙な世界観が面白い。
変な球体とか、葬儀屋の怪しいおっさんとか、不気味なドワーフの存在がとてもいい。
血が黄色かったりするのは不思議だ。
ホラー映画で、とてもスケールの小さい話だと思っていたのに、実は次元を超えていた話だったりすると、ちょっと興奮する。
少年が少し美少年だったので、最後が少し妖しかった。
ちょっと古いホラーの雰囲気や音楽がとてもいい。
どこまでが夢でどこまでが日常かの境目の曖昧さが心地よい。
何より米ホラーといえば、ゾンビか悪魔憑きか殺人鬼に恐怖感を依存する場合が多いのに、
ほぼ未開のもので恐怖演出を切り開こうとしたのが凄い。
恐怖演出が、サスペリアやジェイソンなみに成功している感がある。
そしてB級ながらに本格臭がするホラー映画だ。
美女が葬儀屋のオッサンに変わる場面は、リンチに迫る映像魔術だと思えた。
これは某オークションで低価格でDVD-BOXを落札していて正解だった。
実は1ヶ月ぶりに封を開けた、、、それまでほとんど放置プレイ状態でした。
球体から刃物が出て血がチョロチョロと流れ出る場面は多くの人に見て欲しいですね。