2.現在でも白血病といえば大変な病気ですが、お話の70年代初めには今よりもっと治療も困難で難しい病とされていました。
これは実話だそうですが確かにお涙頂戴という感じはありません。長男の奥さんのナレーションにあるようにこの家族はみんなが優しくて、ジョーイを常に気遣いつつも特別扱いはせず、なるべく普通の子供としてに過ごせるよう
にと心がけます。昏睡で植物状態になった時も諦めず家に連れて帰って看病し、覚醒してからは皆で根気よくリハビリに協力して奇跡的な回復をします。辛い治療を選択して良かったのかと悩む母親は詳しい治療記録をつけていたりと、これは病気の家族がいればさもありなんという現実的な感じがします。
泣けたのはジョーイの期待に応えてフットボールで最高の賞をとった兄のスピーチのシーン。
ここまでの話が淡々としつつも感動的なのでもうどうしようもなくボロ泣きです。あぁ、、思い出しても泣ける・・・
ジョーイのその後もナレーションで淡々と語られるだけなのがいいです。