86.《ネタバレ》 いや~、驚きました。 だまされました。犯人は誰?! と思っているうち、結構早い段階でネタバラシがあり。”連続犯を生き残らせるな!”な~んて思っているウチに人の良さそうな女性が生き残る。良かった、良かった。 と思っていたら・・・。 最後の最後にどんでん返しがあって最後の一瞬まで驚かされました。 結構楽しめた作品だけど、ストーリーがわかってしまったら もう次は楽しめない作品。 【みーち】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-01-13 22:40:58) (良:1票) |
85.《ネタバレ》 「ジョン・キューザック×レイ・リオッタのサスペンスですか、下まつげ男の共演ですね」などとふざけた感覚で全く予備知識なく鑑賞したので、凄く面白かったし見事にだまされました。未見の方は是非とも予備知識無しで観て欲しいので、この先のネタばれは読まないように……。 謎だらけの10人の中で次から次へと疑問だらけの残殺が起きるので、再審理の場面とどう関わって行くのか謎解きしてる暇もありませんでした。多重人格発覚後、人格「エド」は、自分の存在の不確かさに気付いているにもかかわらず、人格「バリス」の儚い夢を大切にしてあげるあたり、ちょっと泣かせます。よくある多重人格オチの、善の面をもった「A」と悪の面をもった「B」みたいな単純さじゃないし、「エド」「バリス」「ラリー」「ジニー」あたりには感情移入出来るほどの人間味があります。最後のどんでん返しは、エェェー!とアチャー!が入り交じった感覚でしたけど(笑)。 実際の多重人格治療で、人格の殺し合いなんかさせたら別のトラウマ抱えそうで恐ろしいですけど、人格統合って分裂した人格を消滅させるわけだから、患者の頭の中では「エド」や「バリス」のような悲しい死を受け止めなきゃいけないんでしょうねぇ。治療とはいえ残酷な気もします。 【たまねぎ君】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-05-27 16:57:40) (良:1票) |
84.「ユージュアル・サスペクツ」以来のあざとさですね。一堂がモーテルに辿り着くまでの、カットバックを多用した構成は上手いな、と思いました。序盤から中盤にかけてはわりと普通のサスペンス・タッチで進むんですが、見ている間にどんどんジャンルが変わって行きます。クロスオーバー・スタイルというか、複雑に幾つものミステリやドラマが絡まり合って全然違うところに不時着して行くあたりは目新しさもあって飽きません。アマンダ・ピートは圧倒的に可愛いですし、どう考えても普通に終わるワケないレイ・リオッタも、何かあっても何もなくても違和感のない不思議な存在感のジョン・キューザックも、顔合わせの妙に加えて「どこで期待を裏切ってくれるんだろう」的な期待をちゃんと裏切らないですし、全体的に質感の高いニューウェーヴという印象を受けました。もうちょっとおバカなありきたりのミステリー・サスペンスを想像してたのでひねりの効き具合に好感度高いです。いかにも何かありそうで結局何もないB級ミステリーみたいな作品が多い中で、何もなさそうでちゃんとタネも仕掛けもあるというのは意外に凄いことだと思います。これはたぶん、一見の価値はあるんじゃないでしょうか。けっこうお買い得な気がします。 【anemone】さん 8点(2004-10-18 02:18:43) (良:1票) |
83.オープニングで死刑囚の精神鑑定をしているシーン、テープの証言や写真、新聞の切り抜きなど、何が起きているのかをふくらます演出はなかなか好いです。実際に私にももっとくわしくその資料を調べさせてくれという気にさせます。雨の中で起こる交通事故や、田舎のモーテルへ集合させられるさまざまな、いわくありげな人間たち。レイ・リオッタが登場する辺りから、ますます話が複雑になっていきます。そして、「肝心の死刑囚はどうなったんだ?」という疑問を引っ張りつつ、話はモーテルでの惨劇に展開していきます。ちょっと勘のいい人なら、半分くらいでラストの予想がつくかもしれません。私はできませんでした。ビデオで観ていたのですが、半分まで来たところでオープニングまで巻き戻して観直してしまいました(笑)。アマンダ・ピートの役どころが大きな意味を持っているわけだけれど、ラストはちょっととってつけたような感じだったね。ところで、プルート・テイラー・ヴィンスの目の動き、相変わらず「海の上のピアニスト」と同じでした(笑)。あれは彼の演技なのか、病気などの生理現象なのかご存じの方ぜひメールください。 【オオカミ】さん 8点(2004-08-26 23:38:21) (笑:1票) |
82.古今東西さまざななトリックが試されている中、映画に新味に溢れた本格ミステリ謎解きを望むのは酷だろう。私はむしろこの映画はよくやったと思う。何より伏線を巧みに配した脚本が素晴らしく、近年ではまれな好作と言ってもいいくらいだ。映画の内容それ自体については既にいろんな方が適切なレビューを書いているので今更特に言うこともないのだが、ただ何故参加者の名前がアメリカの地名であるのかがわからなかった。カロライナ、ルイジアナ、ネバダ、ヨーク、ワシントン、アイランド、ダコタ...アナグラムでも無さそうだし、どなたかわかる方がいたら教えて頂きたい。 【veryautumn】さん [映画館(字幕)] 8点(2004-07-05 01:11:20) (良:1票) |
81.《ネタバレ》 満を持して劇場に足を運ぶような大作ではなく、映画館で「掘り出し物を見つけた」と一人でニンマリさせられる類の佳作サスペンス物。途中から「すべては、死刑囚の心中の出来事であること」は大体想像できるし、最後の「実は子供(の人格)が・・・」のオチも、まぁ、定石といえば定石なのだが、キャスティングの妙と細部まで練られた脚本と小気味のよい演出テンポで、ストーリーが読めても面白さが削がれない一本に仕上がっている。これに、もっと大スターを配したら、きっと、配給会社にシナリオをいじられてしまう気もするので、小規模な佳品として創りあげたのは正解だと思う。 【GAGA】さん 8点(2004-03-14 14:10:46) (良:1票) |
80.全く情報なしで見たので、とんだ拾い物でした。 いろんな落ちをチラつかせつつ、驚愕のラスト。 ホラーで終わるとばかり思ってました。 こんな面白い映画だったら、休みの前の日に見るんだったー。 【プラネット】さん [インターネット(字幕)] 8点(2017-04-05 21:24:17) |
79.《ネタバレ》 解離性同一障害を題材にした映画は今までにもいくつか観てきましたが、その中でもミステリーとスリラー感に富んだ面白い作品でした。さすがに多重人格が明かされてからのテンションは下がりますが、脚本もしっかりしていてラストのオチもなかなか良かったです。 【ProPace】さん [地上波(吹替)] 8点(2014-11-17 21:17:39) |
78.《ネタバレ》 久しぶりに観た驚愕の展開の映画ってとこでしょうか。まあそれでも随所にヒントは隠されていますが、そのばらまき方がセンスが良いというか巧妙です。その最大のヒントは原題そのままの“アイデンティティー”というタイトルで、まるで『そして誰もいなくなった』みたいな展開のお話しが“アイデンティティー”なのかと首を捻りましたが、まさかあのオチとは想像できませんでした。キャスティングもそれなりに捻ってますよね。レイ・リオッタやレベッカ・デモーネイといった他作品でサイコ系犯罪者を演じたことがある役者を使っているから、どうしても観る方の注意がそっちの方に向かっちゃうんです。辻褄が合わないところは在りますけど、ジョン・キューザックが鏡を観るシーンのカタルシスがそんなチマチマした事を吹っ飛ばしてくれました。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2014-09-18 18:21:44) |
77.《ネタバレ》 あるモーテルに偶然集まった10人が次々と殺されるシチュエーション・殺人サスペンス・スリラーなのかと思いきや、これは全て多重人格者の頭ん中での葛藤。斬新な設定アイデアと予測のつかない展開に飲み込まれました。オチまで観てようやくタイトルの意味が把握できた気がします。わずか90分の間によく練りこまれたエピソード、小品ながら傑作。 【獅子-平常心】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-07-21 01:31:48) |
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76.《ネタバレ》 やられた!見事に騙されました。はっきりいってアイデア勝負の映画なんだけど、そのアイデアを考え付いた人に拍手。それにそのネタを見事に料理してみせた監督の手腕に拍手。楽しんで演じている俳優陣にも拍手。この映画以降、似たようなオチの凡作が何本作られたことか。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-03-27 13:17:01) |
75.《ネタバレ》 初見はしっかり騙された。この映画を見てからと言うもの、孤立した密室ホラー小説を読む度に毎回この映画と同じ脳内人格オチを予想するようになってしまった。おかげで100%楽しむことができなくなってしまったのがこの映画の個人的な唯一の欠点。 【悲喜こもごも】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-01-15 00:09:24) |
74.大雨で閉ざされたモーテルに、行き場を失った11人の男女が居合わせる。そこで起こる連続殺人。生存者たちは疑心暗鬼になりながらも、自分たちに奇妙な「共通点」があることに気づく。それは偶然ではなく、誰かの企みなのか? 予想もできない結末が彼らを待っていた…。ストーリーが二転も三転もするので最後まで飽きずにハラハラしながら見れます。自分でだれが犯人が推理しながら見ると面白いと思います。でもたぶん当てる事はできません。というか当てた人がいたら尊敬します。ホントびっくりしました。 【nyaramero】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-04-25 18:49:23) |
73.単なる夢落ちのようなものではなく、様々な伏線も張ってくれて、どんでん返しもあってと、楽しめて観ることができた。2回目にはもっと楽しめると思う。 【noji】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-03-10 19:30:42) |
72.《ネタバレ》 ある意味、夢おちというやつか。結局子供が全員殺したのか? 正直理解出来ないが、描かれているストーリー展開は嫌いではない。 【kaaaz】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-09-10 21:06:26) |
71.すいません。素直に最後のどんでん返しに驚きました(笑。 巧くミスリードさせてくれる脚本と演者の個性が、相乗効果となっていると思います。 多少、強引すぎる展開もありますが、アイデアも大オチも、期待を裏切るものではないので、自分は好評価ですね。 ちゃんと広げた風呂敷内で成立させていますよ。 今、大風呂敷広げるだけ広げて、「ザ・尻すぼみ」となってしまっている作品が多いので、自分は楽しめました。 粗くても、ちゃんと伏線が回収できていれば、それでいい。 【バニーボーイ】さん [地上波(吹替)] 8点(2011-01-01 18:25:38) |
70.《ネタバレ》 どんでん返しの新しい例を見事に提示してくれた作品。後半における“切り替わり”の瞬間が素晴らしい。サスペンスファンであり続けるためには、このようなどんでん返しを実践するために新しい枠組みを構築する、といった試みを受け入れてゆかなければならないのではないだろうか。もう従来の枠組みでのどんでん返しはやり尽くされてしまっているのだから。 【j-hitch】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-08-17 13:40:16) |
69.《ネタバレ》 「階段を上がってたら また会った 姿のない人に そこには いない人に どうか いなくなってほしい」・・・・この引用詩が頭に残る。展開がとにかく強烈なので、サスペンス映画を初めて観る人にも、マンネリ化してきている人にもお勧め出来る作品。邦画「39」のレビューでも書いたが、多重人格って今や本当にありがちな題材だから、これで面白い作品を作れるって事自体、凄いことだと思う。 【おーる】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-01-15 18:40:01) |
68.《ネタバレ》 思わせぶりな雰囲気、緊張感を楽しんだ。集中して見たい映画。 【からいもの】さん [映画館(字幕)] 8点(2008-12-20 20:51:18) |
67.《ネタバレ》 斬新な設定でした。多重人格なんて使い古されているけど、その手があったか。素直に脱帽。皆さん書いてらっしゃる通り真犯人の予測はついてましたが、レイ・リオッタがやられたときは「え、やっぱりこいつなの」的な感想でした。他のキャストだったら「まだまだこの後どんでん返しだろ…」ってなってたのに。こんな面白い映画を5年も見逃していたとは。いやー、いまさらでも見てよかった。 【木村一号】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2008-12-06 21:20:45) |