42丁目のワーニャのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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42丁目のワーニャ

[ヨンジュウニチョウメノワーニャ]
Vanya on 42nd Street
1994年上映時間:119分
平均点:7.00 / 10(Review 5人) (点数分布表示)
新規登録(2003-12-01)【おっさんさんさん】さん
タイトル情報更新(2011-06-27)【S&S】さん
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監督ルイ・マル
キャストウォーレス・ショーン(男優)
ジュリアン・ムーア(女優)
ブルック・スミス(女優)
ジョージ・ゲインズ〔男優〕(男優)
リン・コーエン(女優)
原作アントン・P・チェーホフ「ワーニャ伯父さん」
脚本デヴィッド・マメット
撮影デクラン・クイン
衣装ゲイリー・ジョーンズ[衣装]
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1.《ネタバレ》 チェーホフっていうのは難しい劇作家だと思う。全世界的に見て、シェイクスピアについで上演回数が多いくせに、滅多に成功した舞台に出会えない。でも、みんなチェーホフを上演したがる。そういう作家だ。思いをうちに抱えていながら、その思いを人に伝えることも出来ず、また、それゆえに、他の人の思いを理解することも出来ない。そういうディスコミュニケーションの世界。そりゃ、表現するのは難しいよ。
で、この映画は、チェーホフに正当に挑んで、成功している。アメリカ人なのに、いや、アメリカ人だからこそ、成功したのか。とにかく俳優たちがうまい。ホント、感心するほど、うまい。でも、特筆すべきは、ジュリアン・ムーアだと思う。エレーナという役どころに必要なのは、こういう美しさだ。存在するだけで人をひきつける。その説得力が大切なんだ。(モスクワでの初演ではチェーホフ夫人が演じたというが、これはかなり違うと思う。)その美しい彼女がひたすらわが身の不幸をかこつ。だからこそ絵になるのだ。
原作で言う第二幕の終幕、エレーナとソーニャの和解の場面の美しさよ。
そしてこの一級品の「舞台」を、「映画」としての一級品に仕上げた、ルイ・マルの生涯最後の力業に心からの敬意を評したい。
いのうえさん [ビデオ(字幕)] 8点(2007-06-02 22:24:29)
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【点数情報】

Review人数 5人
平均点数 7.00点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
6120.00%
7360.00%
8120.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.00点 Review1人
2 ストーリー評価 5.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review1人
4 音楽評価 6.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人
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