結婚の夜のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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結婚の夜

[ケッコンノヨル]
The Wedding Night
1935年上映時間:83分
平均点:7.00 / 10(Review 5人) (点数分布表示)
ドラマラブストーリーモノクロ映画ロマンス
新規登録(2003-12-18)【--------】さん
タイトル情報更新(2007-10-18)【+】さん
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監督キング・ヴィダー
キャストゲイリー・クーパー(男優)
ウォルター・ブレナン(男優)
アンナ・ステン(女優)
脚本エディス・フィッツジェラルド
音楽アルフレッド・ニューマン
撮影グレッグ・トーランド
製作サミュエル・ゴールドウィン
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3.帽子箱を持った少女、アンナ・ステンの帽子をかぶる姿の可愛らしさ。クーパーはへんてこな帽子とコートと言うが、その“へんてこ”という言葉に込められた愛情が痛い。ベッドで初めてキッスを交わし、すっと部屋から立ち去るクーパー、痺れる。男たるものこうありたいものだ。翌朝、ダブダブのパジャマに身を包んだステンが愛しい。降り積もる雪を溶かすような一冬の愛に生きた二人が、結婚の夜に踊るダンス、ただ触れ合うことで交わされる言葉のない肉体の会話に惹きこまれる。クーパーの視線の向うにステンが永遠に息づく、ミルクを持った少女として。
彦馬さん [ビデオ(字幕)] 8点(2007-01-10 23:33:47)(良:1票)
2.ポーランド移民の娘、マーニャと執筆ができず田舎に来た小説家が惹かれあっておこる悲劇。ポーランド移民家族は素朴で善良で働き者だが女性の立ち場は弱い。好きでもない男との結婚を強いられているマーニャだが、妻のいる小説家とではどだい結ばれるのは難しい。二人が密かに惹かれあう過程や、お互いの家庭事情、一時的に別居状態にある妻が彼女に嫉妬する気持ちなど愛憎や葛藤もうまく描かれていて見事なドラマになっている。私はトニーが身勝手な妻より控えめで弱い立場のマーニャに惹かれる気持ちが分かる。トニーも勝手な男かもしれないけどクーパーがやってるのであんまり嫌な男には見えないし、火も熾せないような不器用がマーニャの母性本能を刺激するような感じ。マーニャ役のアンナ・ステンはグレタ・ガルボという感じではないが、ここではとても綺麗に撮れている。そしてクーパーもまたとっても美しくて素敵!
キリコさん 8点(2004-05-18 22:07:42)(良:1票)
1.露西亜のアンナ・ステンを第二のグレタ・ガルボたらしめんとしたゴールドウィンの野心は結構だが、結果は歴史が証明しているので私が今更菟や角言うまでもないだろう。比較対象を間違えさえしなければ、アンナ扮する波蘭(ポーランド)娘マニヤも(それなりに)素朴で可憐な感じは出ている。しかーし、女房持ちのスランプ小説家クーパーに作品執筆をインスパイアさせ、離婚を決意させる程までの魅力は出せていない。だから展開に有無を言わせぬ説得力が不足している。それでも本作を辛うじて救っているのはMr.センチメンタルことキング・ヴィダーの見事な手腕。ガルボに遠く及ばぬ彼女が本作で(飽く迄それなりに)輝いたのもヴィダーの演出の賜物である。ポーランド移民たちのつつましい暮らしを活写するに至っては完全に彼の独壇場だ。主人公トニイ・バレットは自己中過ぎてクーパーが演じていなければ全く魅力を感じ得ないトコロだったが、ラストシーンでその印象は逆転した。アニヤが手を振る姿を窓辺で垣間見て手を振り返すや幻の如く消え失せる場面での万感を込めた表情。アレで思わずグッときてしまった。上手い。流石クーパー、天晴ヴィダー!
へちょちょさん 8点(2004-04-10 03:13:18)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 5人
平均点数 7.00点
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700.00%
8360.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 Review0人
3 鑑賞後の後味 Review0人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 7.00点 Review1人
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