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大河のうた

[タイガノウタ]
Aparajito
1956年インド
平均点:7.50 / 10(Review 4人) (点数分布表示)
ドラマシリーズものモノクロ映画小説の映画化
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タイトル情報更新(2024-04-01)【イニシャルK】さん
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監督サタジット・レイ
音楽ラヴィ・シャンカール
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3.《ネタバレ》 家族の最期を看取り続けた母は、しかし息子に看取られずに、遠くの汽車を眺めながら死んでいくというのが本作の中心。亭主が頼りないぶん、自分が頑張らねば、と常に自分に言い聞かせて気を張っている母を描く序盤、父の死後大叔父の家に移り、学校へ通うはしゃぎの描写などがあって、母のへそくりでカルカッタへ出てくる苦学生の日々。この作品の眼目は、休暇中の帰省でのなんとはない母との不調和と言うか、他人行儀と言うか、鬱陶しく感じられてくるあたり。もっとカルカッタの話をしとくれ、と言われたって煩わしいわけよね。残酷なことだけど、その残酷さが成長と言うことであり、『一人息子』などの小津映画を思い浮かべざるを得ない。次の休暇のときに帰省しないでいると…となるわけ。電報であわてて帰ると、庭先に大叔父がボッと立っている様が実にまがまがしい。その前の休暇のときは、わざと帰りを一列車(ということは一日)遅らせたんだけど。
なんのかんのさん [映画館(字幕)] 8点(2011-06-18 09:47:06)
2.第1部「大地のうた」同様切ない。母親を想いつつも自分の世界を優先させた息子。自分のことよりも息子の将来を大事にした母親。親が子を想う気持ち=普遍的な親子の関係がうまく描かれています。
すたーちゃいるどさん [DVD(字幕)] 8点(2008-05-19 16:01:33)
1.《ネタバレ》 「大地のうた」に引き続きオプー一家を見守る今作には、ついにインドの代表的なガンジス河が登場し、そのほとりから伸びる階段の使い方がまた何とも素晴らしいです。が、やはり第一部同様に汽車がとても良い役割を果たしドラマ性を高めています。というのもこれは母子の、殊に母親の物語でありますから岸壁の母のように汽車を待ち続ける母親の姿が胸を打つのです。この母親は第一部の時から他の家族の面々とは異なり家の外にほとんど出ません。家族を、家を守っているのです。だからこそ一人になると弱々しくなりますし、オプーの帰りを待ち戸口は開け放たれています。孤独に年老い弱っていく母親の姿は酷に映りますが、これこそが現実であり人生なのでしょう。母は強く美しく、そして悲しい。
ミスター・グレイさん [DVD(字幕)] 8点(2008-01-09 18:12:32)
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【点数情報】

Review人数 4人
平均点数 7.50点
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100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
6125.00%
700.00%
8375.00%
900.00%
1000.00%

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