17.《ネタバレ》 もはや語る必要もない大作『エイリアン』のディレクターズ・カット版を、デジタル・リマスターを施してリバイバル。 未公開追加は左程、スペシャル感が無く残念。 ただ、何度見ても凡作には超えられない恐怖と面白さ。エイリアンの美術的センスと異様なアビリティ。 天才リドリー・スコットの出世作であり賞賛もの。序盤は特にプロメテウスの伏線がよくわかります。 |
16.《ネタバレ》 もとの作品が面白いので大幅な点数が下がりようないんですが、実際、ディレクtっラーズカット、と謳われても、オリジナルとどこが違うの?感が一番強い作品だと思います。 もちろん、オリジナルとは違うんですけど、個人的に終盤「アレ」を発見するシーンは、ちょっと蛇足かなと感じてしまったので、元の点数から1点マイナスの8点ということで。 【クリムゾン・キング】さん [DVD(字幕)] 8点(2021-05-31 21:49:27) |
15.《ネタバレ》 劇場版とあまり違いを感じなかったけど、後半のあのシーンは居るかなぁ? 「2」への辻褄合わせに感じるし、せっかく脱出するというスピーディーな展開でちょっと立ち止まってしまうので、テンポが悪く感じた。 【ヴレア】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2017-09-16 20:01:14) |
14.その「感覚」を久しく忘れていた気がする。 美術、音響、照明、そしてキャストの迫真の演技、それらが織り成す緊張感と恐怖心は、まさに至高の映画芸術と呼ぶに相応しい出来栄えだった。 リドリー・スコット監督の映画への真摯な情熱を5感で感じとり、映画を心底から楽しめたと思えた当時のあの感覚が蘇ってきたのだから。 劇場公開版と比べ、いくつか追加シーンがあるが今となっては蛇足な気もします。 それでも、映画ファンには堪らないSF映画の記念碑的作品であることに偽りはない。 【シネマブルク】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2012-01-01 14:33:53) |
13.30年以上前の作品でこのクオリティは立派。「エイリアン」という言葉を一般に浸透させた功績は素晴らしい。 【カラミティ】さん [DVD(吹替)] 8点(2011-01-11 23:57:37) |
12.《ネタバレ》 通常版を観て以来、20ン年ぶりの鑑賞となりましたが、やはりよく出来ている映画だと関心しました。心に残る場面が、当時と変わっていないように思えるのは、自身の進歩のなさか、young at heartか。で、当時も思ったのが、最後に宇宙に放出される奴ですが、やっぱり不味いですね。作品を通じて、チラ見せチラ見せで、徐々に、且つ深々と刻み込まれていった、奴への恐怖心が一挙にスポイルされるっていう感じですかね?絶大・完全な禍々しき存在の最期があれっていうのは納得できないですね。アメリカ人の感覚だと、「最後には全部見ておかないと納得できない」みたいなのがあるのでしょうか??? |
11.久々に鑑賞したらディレクターズ・カット版、ということでこちらに投稿。恐らく最後に観てから10年以上たつので、どこが違ったかよくわからず…ああ繭か。うーん、ここは可もなく不可もなし。さて、全体的に。子供の頃はエイリアンに襲撃されるところも怖かったが、「子エイリアンが腹から飛び出す」シーンと「白い液を出してぐちゃぐちゃになるアンドロイド乗組員」のシーンはもっと心臓バクバクだった。今観ると、きききーっと逃げていく子エイリアンが妙に可愛い(汗)。でも子供の頃は惑星上陸に反対した乗組員がいたのに法律や上下関係で強行されたとか、裏に「本社」の陰謀があってアンドロイドがそれを上手く誘導していたという背景がよく解ってなくて、いらんことしぃの自業自得的ストーリーと思っていたので、中々よく出来たお話だったのだと感心することしきり。理性的かつ勇敢ではあるが、まだ「健気」という形容詞が許されるシガニー・ウイーパーが初々しいですな。完全に筋肉ホラーになった続編より恐怖、絶望、孤独がどよどよ~っと描写されている本作の方が私は好み。とにかくSFホラーの金字塔であることは疑いないだろう。ケチをつけさせてもらうと、これは子供の頃も思ったことだが、エイリアンはちら見せの怖さが良いので、ヒトの被り物っぽい全身を見せられると思いっきりがっくり。頭部のアップなど、全体像がよく解らない絶妙のショットがとても怖かったのに。全身はあえて見せなくても良かったと思うのだが。 【あっかっか】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-08-29 17:42:24) |
10.《ネタバレ》 スコットが手直しした1作目は元々構図やライティングが優れており、階調が少ないので画質が向上してもさほど印象は変らない。 本筋とは直接関係ないシーンでの細かい変更がされているが、それについてはかまわないと思う。 大きな変更点は2つで、ブレットがジョーンズを探している場面でボラジ・バデジョーが入ったエイリアンのスーツを鎖から吊るしているシーンと、ブレットとダラスの繭を焼き払うリプリーを加えた箇所だが、どちらも余計に感じる。 エイリアンの成体が初めて姿を見せるのはテールからの方が効果的であるし、繭のシーンは陳腐以外の何物でもない気がする。 リプリーが火炎放射器を使うのもキャメロンの「2」と重複するので、総体的に見ればオリジナルよりいいわけではない。 【レイン】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2009-07-20 01:45:18) |
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【spputn】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-01-25 22:08:44) |
8.なんなのですかこのすごいセットは。 作中にチラッとしか出てこないような部分まで恐るべき作り込み。 メカメカしい船内。キモ美しいエイリアンの住処。 本当に存在しているかのような怪生物の迫真の特撮。 もうこの映像へのこだわりが命ですね。 ぬこかわゆす。リプリー猫の箱投げすぎ。 なんですかあの平凡パンチて。 タバコ吸いまくりなのが時代を映している、見ているだけで煙い。 このタイプの映画はDVDとかでじっくり見るとドキドキ感下がっちゃいますね。 初版は見てないので、初版との違いはよく知りません。 【且】さん [DVD(吹替)] 8点(2008-09-27 15:00:49) |
7.《ネタバレ》 何度観ても緊迫感がたまらない。25年以上前の映画とは思えない。コンピューターが古くさいのはご愛敬ですかね。 しかし、アッシュ(ロボット)はロボット三原則が組み込まれていないのだろうか? 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-07-22 19:37:52) |
6.《ネタバレ》 追加された繭のシーンはあってもなくてもいいかなという気はするが、他の追加や差し替えシーンのおかげで、オリジナル版よりも繋がりが良くなっていた印象。大きな変化はないので、DC版を観たら、オリジナル版を観る必要はないかな。 【MARK25】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-07-30 19:01:35) |
5.《ネタバレ》 ツタヤでディレクターズカット版を発見したのでしみじみと見てみた。あんまし変わらないけど、繭のシーンは余計なように思った。リマスター効果なのか、映像はものすごくキレイだった。ところが、しみじみ見た結果、「アッシュ」の人造人間としてのリアリティに激しく疑問を抱いてしまったのだった。いったい、どのような組成になっているのか?コーヒーも飲むし、メシも食う?表情もあるし。そんで明らかに「感情が芽生え」てるし。「君らが生き延びられないことを残念に思う」なんつって皮肉をいうほどまでに。アッシュの前半のふるまいについてはちょっとずるいんじゃないかと思った。改めていうまでもないが、「新しい女性像」を提供したことについてはこの映画の貢献度は高い。何に対するといったら、「女の子が震えるほど怖い対象と出会った時の対処法」の。それは通常は「地球外生物」でも「アンドロイド」でもなく、「人間の男」だったり「人間の女」だったり「何かのノルマ」だったり「災害」だったりするわけだ。「エイリアン後」も、多くの映画作品では「庇護の対象である女」「応援する女」「耐える女」が描かれつづけていることは事実であり、「需要」があるのだろうが、振り返れば「ここにリプリーあり」を示してすっくと立ちつづけるこの作品。少女期に「リプリー」を見た女の子達のその後の人生は、多かれ少なかれ影響を受けている。がしかし、やはりSF作品としては、「遊星からの物体X」に劣る。 【パブロン中毒】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-02-04 16:33:12) |
4.スローテンポなので前半は眠くてつらかったが、我慢したかいありました。顔面にエイリアンあたりからグッと引き寄せられた。さあ2も観るぞ!! |
3.《ネタバレ》 リドリースコットが25年も前の作品なんだから手直ししたくなる部分も出てくるよと言ってましたが、未公開シーンはとくに継ぎ足す必要はないですね。 まあ見たことないシーンだったからとくに繭のシーンは新鮮にも感じたけども。 とりあえず最初の異星人は化石化されていたにも関わらずなぜ幼虫のほうはピンピン生きてるのかものすごい生命力だと改めて思ったのであります。 【ネス】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-06-22 22:48:02) |
2.制作費850万ドルというのが凄い。当初の予算は420万ドルだったが、リドリースコットのストーリーボードの秀逸さを知ったフォックス社が倍額の予算を出したのです。そのことからもリドリーの作品に取り込むきめ細やかさが伺える。当時は異星人ものなど陳腐だと思われていて、ましてホラーですから予算はおりにくかったのでしょう。しかし、腹を突き破って寄生生物が飛び出すというアイデアを会社がほっておかなかった。同時期の「スターウォーズ」のヒットも後押ししたようだ。 この作品はリドリーの手腕もさることながら、美術(何と言ってもギーガのデザインが全て)が秀逸だから大成功した。そして最大のポイントは奇抜なアイデアを創り上げた脚本だろう。宣伝効果も抜群で、「宇宙ではあなたの悲鳴は誰にも聞こえない」というキャッチフレーズは映画史上最高のコピーである。 今回のディレクターズカット版は、ノストロモ号のクルーが謎の信号を受信する場面・ブレットが襲われた時の血のシャワー・ダラスが繭になるシーン等が追加された。非常に有意義な再編集である。 【おはようジングル】さん [映画館(字幕)] 8点(2005-03-10 10:52:58) |
1.何回も見てて、もう話の内容だって丸分かりなのに、何か新しい映画を見てしまった気分ですね、俺は。今こそ何回も見て飽きてたけど、劇場公開版を初めて見たときは、とにかくハラハラドキドキしたのを覚えています。なんつーかその気分を、もう一回味わった気分。映画が名作だからなのか、挿入されていた未公開シーンのおかげで新鮮な気分を味わえたからなのか。本当の理由が何であれ、俺は出来れば、前者の理由であると思いたいですね。劇場公開版を見た人でもこのディレクターズ・カット版を見る価値は多分あると思います。エイリアン最高!ちょっとアルティメット・エディションが欲しくなりました。 |