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配達されない三通の手紙

[ハイタツサレナイサンツウノテガミ]
1979年上映時間:131分
平均点:4.94 / 10(Review 16人) (点数分布表示)
公開開始日(1979-10-06)
サスペンス小説の映画化
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タイトル情報更新(2024-08-27)【Olias】さん
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監督野村芳太郎
キャスト栗原小巻(女優)唐沢紀子
片岡孝夫(男優)藤村敏行
神崎愛(女優)唐沢恵子
松坂慶子(女優)藤村智子
竹下景子(女優)大川美穂子
小川真由美(女優)(女優)唐沢麗子
乙羽信子(女優)唐沢すみ江
佐分利信(男優)唐沢光政
渡瀬恒彦(男優)峰岸検事
小沢栄太郎(男優)牛山博士
滝田裕介(男優)柏原署長
稲葉義男(男優)橋山判事
蟹江敬三(男優)吉川警部
米倉斉加年(男優)善吉
北林谷栄(女優)タミ
加島潤(男優)
原作エラリー・クイーン「災厄の町」
脚本新藤兼人
音楽芥川也寸志
撮影川又昂
製作野村芳太郎
織田明
配給松竹
美術森田郷平
衣装松竹衣裳株式会社
編集太田和夫
録音松本隆司(調音)
その他IMAGICA(現像)
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1.《ネタバレ》 さすがエラリー・クイーン、さすが野村芳太郎と言わざるを得ない。この映画は米国屈指の推理小説家と日本の社会派を代表する監督の二人の出会いから生まれた。
サスペンス要素とともに、愛する男性を巡っての二人の女性の心理描写が見事である。結婚を目前に男に逃げられたにも関わらず、3年経ってもなお愛し続ける女性栗原小巻、男を追いかけ妹になりすました女性松坂慶子、どちらも大変好演である。しかし、私は栗原小巻を褒めたい、彼女が演じた女性の妻紀子は、大詰めで解き明かされるように命をかけた大芝居をうったわけだが、それを彼女は見事なまでにやってのけたと思っている。
この映画では小川真由美や松坂慶子が日本アカデミー賞の候補にあがったらしいが、私は栗原小巻の名前がなぜ候補にもあがらなかったのか、不思議でならない。
不思議といえばもうひとつ、私はアガサ・クリスティの推理小説にはまる前に、エラリー・クイーンにはまったのだが、アガサのの小説がいくつも映画化されているのに、エラリー・クイーンの小説が映画化されないのも不思議でたまらない。
この映画はエラリー・クイーンの小説で、日本で映画化された唯一のもの、それだけに貴重である。
この映画は、映画館、ビデオ、DVDと3回目の鑑賞だったが、何度見てもすばらしい。初めて映画を見たときは、唐突に神崎愛がフルートを演奏したことにびっくりしたが、あとで聞いてみたら本職のフルート演奏家だったとのこと、今だから言える初心者の恥。ついでにもう一つ、この邦題もすばらしい。この邦題ゆえにこの映画がある。
ESPERANZAさん [映画館(邦画)] 8点(2011-05-17 23:06:05)
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【点数情報】

Review人数 16人
平均点数 4.94点
000.00%
100.00%
200.00%
3318.75%
4212.50%
5637.50%
6425.00%
700.00%
816.25%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 6.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 5.00点 Review1人
4 音楽評価 7.00点 Review1人
5 感泣評価 2.00点 Review1人
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