30.《ネタバレ》 平成になってかなり経つと、このような楽しい恋の話も素直に創られるようになり、今となってはめずらしくないが、この頃はかなり胸ときめいた若者が多かったろう。前半は、殺し屋稼業とはいえ、紳士的にふるまった男性には、誕生日にメッセージを残すのが女性というもんだよ、と未だに追随者を寄せ付けぬ演出の手ぶれ映像で見せる話。後半は、今でこそ「ラストコーション」などでオスの臭いをプンプンさせてしまったトニーレオンが、白のブリーフ姿も見せる、プレイボーイとは程遠いもっさりした男を好演。相手は見るからに、恋にときめく健康な女の子。変な駆け引きもなく、悪い男も出てこないで、観ていて応援してあげたい位、微笑ましい話。2話とも音楽センスが抜群。ウォンカ―ウァイが好きだという人は、この映画で素直に共感した人が多いのではないか?実に正しい映画鑑賞の入り方だと思う。バッドエンドのニューシネマから入った小生には、ちと羨ましい気がします。 【トント】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-12-31 09:50:59) (良:1票) |
29.《ネタバレ》 深夜に母とレンタルビデオで観ました。1話の金城武が出ている方を観てしばらく、母が「変な映画。金城武ってイチローに似てる」とだけ言い残し、先に寝てしまった。 ブリジット・リンの変装(金髪のヅラ)も奇妙だし、ストーリーもイマイチ。・・・が、2話目は結構お気に入り。フェイ・ウォンとトニー・レオンのキャストがどちらも私好みなところもありますが、ストーリーもよかった。ただ、少し不自然というか、なぜ他人が自分の部屋に侵入してきてイタズラしているのにここまで気づかないのか?疑問です。他の方も言われてますが、トニーレオンの白のブリーフ姿はなかなか貴重です(笑) 観終わって、何かよくわからないけど、いい映画って思えた作品です。 【パンプキンパイ】さん 8点(2003-10-18 21:41:43) (笑:1票) |
28.《ネタバレ》 前半と後半があるが、断然良いのはレオンが出ている後半。映像はスタイリッシュで綺麗だし、でもそれだけかも。フェイウォンが可愛い。 【にけ】さん [映画館(字幕)] 8点(2019-02-03 19:33:29) |
27.《ネタバレ》 こういう映画は、理屈でどうのこうのではなく、感覚的に好きか嫌いかですよね。僕は大好きです。フェイ・ウォンが勤める店のオヤジの広東語(?)、語尾をやけに伸ばすのは、あれはわざとですかね?だとしたら、素晴らしい演出です。でも何といってもこの映画は、やはりトニー・レオンの白のブリーフがすべてです。 【ramo】さん [映画館(字幕)] 8点(2011-07-09 00:37:43) |
26.《ネタバレ》 香港映画=カンフーという意識をこの映画を見たことで払拭し、新たな一面を覗かせる何ともこの不思議な世界、言葉では説明するのがとても難しく、好きか?嫌いか?と尋ねられたら好きだとしか答えようがない。久しぶりに借りてきて観てみると、香港映画でありながら日本映画のようであり、香港にも日本同様、ポケベルなんてものが存在していたんだね。なんてことを思ったりして、色んな意味で同じ日本人として、身近な存在に思えてしまう魅力がこの映画にはある。最初の金城武と謎の金髪女とのやりとり、かみ合わない感じの中にまるで人間の運命のようなものを覚えずにはいられなくなる。何もかもが上手くいかないことが人間、特に男と女の間には多いというものをこの二人を見ているだけでそう感じてしまうという意味でもこの映画は男女の違いをストレートに描いていると言っても良いだろう!それはトニー・レオンとフェイ・ウォンの二人にも言える。作品全体に漂う空気、それを楽しめる人は好きだけど、その空気が肌に合わない人には不向きな映画かもしれない。それにしてもこの映画を観ているとやたらと腹が減って困る。それも夕飯を喰ったばかりでだ。だからって毎日誕生日まで缶詰ばかり、しかも、賞味期限の切れたものきりは勘弁である。金城武はよくあれで下痢にならないものだと感心させられる。それだったら毎日、サラダきりの方が健康的でダイエットには持ってこいだと思うが、サラダだけってのもちょっと困る。とにかく何か食べたくなる映画の代表のような映画である。食べたいという意味ではけして、美人ではないが、何とも不思議な魅力いっぱいのフェイ・ウォンも食べてしまいたくなるぐらい魅力的である。 【青観】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2009-11-19 22:02:16) |
25.《ネタバレ》 魅力的な街並や音楽にどうしても注目してしまいますが、自分は男女の行動の対比に目がいきました。淋しがり屋、ロマンチスト。そして出て行った女をひたすら待ち続けるという一見するとポジティブに見えるが、確実にネガティブな行動。一方の女性は終わった事をくよくよせずすぐに前を向く現実感、そして頼まれてもいないのに世話を焼く母性や自分色に染めようとする点。こういった恋愛においての男女の行動や、本質の違いをとてもかわいらしく描いている点が好感持てました。一人で見ても十分楽しめましたが、男女で一緒に見るとまた違った楽しみ方が出来るのではないでしょうか。喧嘩になる可能性もあるので、あくまで自己責任で(笑)。 【オニール大佐】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-11-16 17:21:08) |
24.《ネタバレ》 自分中心の、それ故に孤独な感じが、良く出ています。それぞれが、風変わりな感じな生き方になる。それを、黄色の強い画面で、少し、古びた写真的な色合い、斜めに切り取る構図、ぶれる画面、そして、音楽、それにそれに、香港の町の猥雑なモダン……で味付ける。そして、それは、なんか、頑張って生きている若者なんだなぁ。背の高い女の子の、繊細で複雑な心が、良く出てました。アメリみたいだったけど……アメリの監督、さては、この香港映画を見たな、とか思いました。 【K-Young】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-01-17 22:57:54) |
23.見た後幸せな気持ちになりました。見てからずーっと夢のカリフォルニアを口ずさんでしまってます。こんなにいい歌だった!?って感じ。かっこいいなんて思わなかったのに、最後にはトニー・レオンかっこいぃぃて叫んじゃいました。ヨン様好きな主婦ってこんな感じなんだろーなー。 【クロエ】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2007-01-28 03:20:00) |
22.《ネタバレ》 不覚にもエンディング間近のあたりで泣いてしまった・・ 2幕目がすごく良い。この女の子の気持ちがばからしいくらい よくわかり、ツボにはまったようだ。はっきり言って、 2幕目のふたりはダサダサ、見栄えもいまいちだった。 徐々に魅力的に見えてくるのだがそれはきっと、 そのまま変わらずやり通しているからと思う。 脚本よいなあ。ここまでやる?とも思ったけど、 ある意味一番まともに一筋だったのは、変なスッチー身代わり 熱愛オリーブガールだったわけで。 東京ラブストーリーの鈴木保奈美のひつこい片思いなんか、 思い出してしまい切なくなった。 相手もさえない天然役でとてもよかった。 ここが日本のドラマと違うところだ。 借りるきっかけとなった、一幕目の金城君。 天然さは生かされてはいるものの、それを抹殺し 二幕目につながることを拒否するかのような、 大揺れカメラと意味不明な脚本。 一幕目は頭で理解しようとし視覚効果もあり、 気持ちも悪くなった・・ だれか説明できる人がいればラストの缶詰のわけや、 全体にある謎を教えてほしい・・ カメラは、まるでデ・パルマのミッドナイト・クロスだ。 (タランティーノ映画も入ってる) そして二幕目は、心で感じられた。 減点は一幕目の脚本とカメラ。 二幕目の待ち合わせ場所とかで、さりげなくリンクさせれば よかったのに。ん?それじゃあ、パルプ・フィクションになるわね。 二幕目のカメラはとても落ち着いて、透過スローが特によかった。 セリフ・・は二の次。キオスクで、昔の青春小説単行本を立ち読みした ようだったから。南佳孝とかがバックで流れてた映画ね。 二幕目はセリフいらないくらい、行動がよくわかる。 でもこの映画、気になる理解できなかった一幕目を見るため、 また中古でも探すかもね。二幕目の感動は二回目は少ないと思うから。 【アルメイダ】さん 8点(2004-08-22 15:15:37) |
21.最初の金城の話は大した印象も残らずといったところだけど、トニー・レオンとフェイ・ウォンの話は大好き。明らかにストーカー行為のフェイ・ウォンだけど、コケティッシュですごくカワイイ。大抵の女はこんな部分を持っているんじゃないのかな。探っちゃうような。部屋が少しずつ変わっていくのに、何の不信感も持たないトニーも憎めなくってイイ感じ。この監督の作品ってどれも音楽が絶妙なんですよ。映像と音楽だけで酔えるんです! |
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20.主役の4人が見事に変な人ばっかりなんだけど、憎めない。特にフェイ・ウォンの不思議ちゃんぶりが最高にかわいかった。見終わった後こころがほくほくする映画です。 【ジョナサン★】さん 8点(2004-02-15 08:50:46) |
19.金城さんの役は一体何を意味していたのかよく分からなかったが、すごく綺麗な映画だったように思います。 すごく軽い感じで見安かったと思います。 |
18.音楽センスがすばらしい。特に夢のカリフォルニアが心地よく耳に残る。主題歌も好き系。ドイルの映像もかっこいい。いいんじゃないかなぁ、それで。 【こじ老】さん 8点(2004-01-16 02:33:02) |
17.《ネタバレ》 すれ違い的に交差しない2つのエピソードの「かすり方」が素敵。4人の主人公のうち、ト二ー・レオンの愚鈍さ(おうちでの白ブリーフがあまりにもはまっていた点も含む)と、ブリジット・リンの金髪ヅラの似合わなさだけは、個人的に納得がいかなかったが、基本的な人物設定はおもしろかった。特に良かったのはフェイ・ウォンかな。彼女が演じた女の子キャラは、彼女の子鹿のような雰囲気に合っていたからこそ光ったのであって、他の人がミスキャスト的にやっていたら、完全にストーカーになってたと思った。その点で絶妙。半年に一回ぐらいの割り合いで繰り返し見たくなる佳作だと思った。 【黒蜥蜴】さん 8点(2003-11-29 09:16:23) |
16.ウォン・カーワイと香港とクリストファー・ドイル。3つが揃ってできる映画ですね。どんどんと過ぎ去って行く時間を惜しむかのように大事に拾い上げ、また流して行く感じが好きです。「アメリ」と比べてらっしゃる方が多いようですが、あの映画がダメだった方も大丈夫だと思いますよ。私は「アメリ」が苦手です。これと「悲しみよこんにちは」は見終わってショートヘヤーにしたくなる2大映画ですね。 【黒猫クロマティ】さん 8点(2003-11-11 11:06:11) |
15.金城武が若い!!公開当時は全く興味無くて観なかったけど、観てみると案外良かった。フェイ・ウォンの話ってアメリに似てますよね?家に入る目的が違いますけど。一歩間違えばストーカーか不法侵入罪になってしまいますな。私には出来ない事なので、共感はしないけど、映画としてはおもしろかったです。最後再開したときのフェイの髪型がおばはんっぽくなってて笑った。トニーはかっこ良かったですね! 【カズレー】さん 8点(2003-10-12 04:58:44) |
14.高校の時に見ましたがとても印象に残った良い映画でした。映像・演技・音楽すべてが良かったです。何人かの方も書き込みしていますが『アジア版・アメリ』みたいな感じですね。『アメリ』が好きな方にはお薦めの作品です。 |
13.大好きな映画ですが、金城の話のボリームが薄く、フェイウォンの方が目立ちすぎる。フェイウォンじゃなかったらストーカーじゃないかと一応つっ込む。ただドイルの映像と音楽がいいですねえ。 【亜流派 十五郎】さん 8点(2003-08-10 09:59:36) |
12.この映画を観てからアジア映画に興味を持つようになりました。映像がとにかくかっこよかった!街のゴチャゴチャ感がよく出ていて、空気が伝わってきていいですね。こういう世界、好きです。 【きょうか】さん 8点(2003-05-27 18:09:45) |
11.とりあえず高評価した方がおしゃれっぽいので8点 |