2.《ネタバレ》 今では作れない不思議な雰囲気のある映画。
どうにも気恥ずかしいセリフやシーンが満載。
この映画自体が、ちょっと詩的なセリフ回しをする映画というのもありますが。
でも、そういう気恥ずかしさも、美輪様の圧倒的な存在感の前に消し飛びます。
美輪様、見事です。美しいです。
女性には見えないですが、中性的な美しさで正に妖艶という言葉がピッタリです。
若い松岡きっこも可愛いです。
見所、つっこみどころは多々あるけど、特記すべきは三島由紀夫の出演ですね。
剥製になって裸でマッチョな肉体美を披露してます。
ちょっと動いてるのは目をつぶって、美輪様が剥製三島にキスするところは、なかなかエロくて良かったです。
この作品を見て、美輪様がお元気なうちに舞台を見に行かなくては、と思いました。