12.《ネタバレ》 のんびりと観てられる作品。観てる最中も終わった後も自分の妻のことをふと考えさせられてしまった。この変な探偵のセリフは説得力があって、作中にも納得させられてしまう。妻の浮気など誰もが考えたことがあるもので、依頼者の思いも共感出来る。女はほっとかれてしまうと1人で旅立ってしまうのだろうか?今度妻にも見せて、意見を聞いてみよう。 【SUPISUTA】さん [DVD(字幕)] 8点(2017-07-23 02:32:27) |
11.心に深く染み入るセリフもあり、恋愛や結婚について考えさせられる良い映画だと思います。主題歌が印象的なので、原題も「フォロー・ミー」だとしばらく思っていました。 【川本知佳】さん [DVD(吹替)] 8点(2014-06-21 18:37:40) |
10.《ネタバレ》 名匠キャロルリードのカワイイ小品。オシャレな作品かと思ってたら、古くて新しい人間関係の問題を扱った、音楽とロンドンの街並みがいつまでも心に残る職人技の光る作品でした。ミアファーローってやっぱ魅力あるね。女の子の気持ちをいつまでも大事にしてる役どころも見事にこなしました。「華麗なるギャッビー」「ジョンとメリー」といろんな役を演じるけど、なんかミアファローがいるってだけで何となく映画になっちゃうほど、肩に力を入れない女優さんですね。 【トント】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-04-15 01:13:06) |
9.人間、言葉も大事なんだろうけれど、その場を取り繕う言葉よりも人間関係って心なんだな。トポルとミア・ファローが一言も言葉を交わすこと無くロンドンの街を歩くミステリアスでもあり、可笑しくもあるシーンからはそんな事が感じられました。 前半はとても台詞の多い映画だっただけに、中盤以降の台詞が無い一連のこの2人のシーンが凄く効果的でしたね。最初、ミア・ファローの前に現われたトポルはただの不審者。しかしこの奇妙な10日間の間に少しずつ魅力的な表情に変わっていくミア・ファロー、トポルのユーモラスな味わいのある演技も素晴らしいものでした。 【とらや】さん [映画館(字幕)] 8点(2011-04-05 20:20:12) |
8.《ネタバレ》 落ち着いた名画座でゆっくりと雰囲気を堪能できた映画でした。最後まで大きな事件は何も起こらない映画なのですが、その何もない感じ、ふわりふわりと流れてゆく感じが心地よく、ミア・ファローとトポルの、個性的になり過ぎてない個性が、この映画にピッタリとはまっています。もし追いかけられるのがアーシア・アルジェントで追いかけるのがハビエル・バルデムだったら全く別の映画になっていたでしょう(最初のレビューではウーピー・ゴールドバーグとスティーブ・ブシェミだったのにね)。 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 8点(2009-06-19 21:05:05) |
7.《ネタバレ》 「探偵さん、何してはるんですかw」と突っ込みながら観ていましたが、観終わった後は人間関係について考えさせられましたね。 何というか、キュートなミア・ファローと美しいロンドンの町並みの魅力が満載で非常に印象深い映画でした。 【TM】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2008-12-28 12:34:24) |
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6.ハイアム・トポルっていい役者さんです。本当に。【屋根の上のバイオリン弾き】より断然こっちがオススメ! 【mimi】さん 8点(2003-11-14 18:15:57) |
5.ミア・フォローが子供っぽくって、本当に可愛らしいですね。見詰められ、保護されているという安心感は、まさに子供が無意識に感じる親に対する感情でしょう。それは一見うっとうしいのですが、裏を返せば、実に心地いいものなのです。しかし、オトナになると。。。人は常に孤独だけれど、やっぱり一人じゃ生きられない<生きる意味がない>ものなのですね。 |
4.原題のPublic Eyeというのが、見る前に引っかかってたんですが、ラストのトポルのセリフで「そういうことね」と納得しながら感動。この映画で初めてトポルを観たのですが、なんともいえない魅力ですね。夫婦役の2人もよかったです。旦那の最後の微笑と音楽が流れながらの俯瞰で、しみじみとこの映画の良さを感じられました。 |
3. 後に傑作「アマデウス」を発表することになる劇作家ピーター・シェーファーの一幕物の戯曲を彼自身が脚色、名匠キャロル・リードが監督し、遺作となった愛すべき小品。最大の功労者は浮気調査の私立探偵クリストフォールに扮したイスラエル人俳優ハイアム・トポル。彼の無国籍な魅力と清潔なユーモアがこの映画を何とも微笑ましいモノへ転化させている。リードの演出は流石にツボを心得ておりウマイのだが、往年の冴え(「邪魔者は殺せ」や「落ちた偶像」や「文化果つるところ」や「第三の男」)までには至らず、衰えが隠せなかったのは矢張り淋しくはある。70年代作品では後味爽やかな点でもオススメの逸品ではあるけれど。 【へちょちょ】さん 8点(2003-01-20 02:47:10) |
2. 学生時代に同じ劇場で2回見ました。ロンドンの街を歩くトポルとミア・ファロー、そしてジョン・バリーのセンチメンタルな音楽。内容的には、当時独身だった私には理解しにくいシリアスなものでしたが、何といってもキャスティングと音楽に恵まれた良質な作品だと思います。 【藤井ちゃん】さん 8点(2002-10-14 17:37:38) |
1.原作は一幕物の舞台喜劇で、仲良し夫婦の勘違いを「堕ちた偶像」、「第三の男」のキャロル・リードが軽々とした演出で描いた小粋なコメディ。可憐なミア・ファローと珍優トポルのリズミカルで溌剌とした演技が、この作品に生命を与えている。やがて誤解がとけて、テムズ河の遊覧船上で女房の前に、夫が探偵愛用のコートを着て登場するラストも粋です。“♪フォロー・ミー”のテーマ曲は今もマイ・ベスト! 【ドラえもん】さん 8点(2000-11-18 23:13:25) |