2.南條組の親分が、ライバルの太田黒組に暗殺された。
親分の息子が2代目親分となり、太田黒組に対抗していく、という話。
明治末期ということで、それを模した舞台や衣装がおもしろく、
明治末期の時代劇という見方もできる。
若親分がとにかくかっこいい。勧善懲悪の心意気と、
敵に囲まれても動じず、海軍仕込みの戦闘術で返り討ちにしてしまうその強さ。
しかし何でもひとりで決着をつけようとするので、部下がたくさんいる意味が
あまりないような気がするのが難点か。
いやこんなよくできた親分、実際の世界にはいないだろうけど、感動した。