13.《ネタバレ》 良かった! ちょっとスローやワイヤー的な演出が気にはなるけど ストレートで骨太なカンフー映画だな という印象 亡き両親の墓前でのシーンはホロリとくるね(こういうのに弱いんダワ) 動きが早い 若い時代のジェット・リーもいいけど 歳を重ねてきた深みを感じさせる こんなジェット・リー いやリー・リンチェイ が、ものすごくカッコイイ 一武道家としての誇り 深い言葉の数々 中村獅童も良かった! 強いて言えば あの村に帰らせてあげたかったね 意外にこれはオススメかと思いますデス 【Kaname】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-07-11 09:46:11) (良:1票) |
12.中華思想を抑えたかなり控えめな映画であった。外国を描くにしては偏った思い入れもなく素直に楽しめた。政治と武道(今で言えばスポーツ)は別物と訴えているこの映画はなかなかすばらしい。 親日映画。 【Jane.Y】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-05-04 20:20:33) |
11.《ネタバレ》 ジェット・リーの格闘映画出演最後となる作品らしく、かなり気合が入った作品でした。 ストーリーは単純かつ明快なのだが、それがかえって好感が持てた。 その分主人公の気持ちに入り込めたし、また素直に行動を共にできる。 「お互いが戦い、高めあい、自らに打ち勝つ」この教えを、なるべくワイヤーアクションを使わず体一つで表現するリーの演技には感動。ヒーローやザ・ワンにハデさでは劣るものの、最後を飾るに素晴らしい演出と構成。ただ、何故そこで中村獅童なのか、イマイチ説得力に欠けますが、演出で補っているので余り気になりませんでした。格好良かったし。しかし、リーの功夫がもう見られないのかと思うと残念ですが、ワイヤーアクションやCGをフルに使って老体にムチ打つようにアクション映画を作られるよりかは、渋い大人の演技で、格闘の無いカッコイイ演技派俳優になっていく事を期待します。まだ42だし。 【sherlock】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-03-12 00:50:37) (良:2票) |
10.こーゆーアクションシーンとか、カメラワークは好きです。スローモーション多用も特に気にならなかった。ただ真面目なシーンでも笑えるのは狙いですかね?? 【真尋】さん [DVD(吹替)] 8点(2006-12-31 01:26:12) |
9.《ネタバレ》 アクションの集大成としてリー・リンチェイに戻りましたな。武術映画を引退するというのは特典のインタビューで知ったのだが、確かに此れまでのリー・リンチェイ映画には無い主人公の挫折や殺伐としたアクションと鬼気迫るシーンが多々あり、何か違うとはずっと感じていた。此れまでのリー・リンチェイは良くも悪くも優等生、アクションは本格派なので型はきっちりと決めるがCG等の処理が素材を台無しにしていた事等多々あった。ジェット・リー時代はアメリカ人の東洋人の印象そのままで無表情+圧倒的な強さだけを求めていた。今回、村での生活など人間味溢れる役を表情豊かに演じている。内容は、日本の配給会社に問題があるのだろうが、武道大会が余りに少な過ぎると感じるのは当たり前。中村獅童は一番美味しい役で、それを150%の力で演じていた。個人的には「少林寺」「少林寺三十六房」を思い出す三節棍というマニアックな武器を最後に出してくれた事が一番嬉しい。今後アクションに携わるのかどうか分からないが、出来れば後継者を育てて欲しいものである。 【まさサイトー】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-08-14 04:26:04) (良:2票) |
8.もうちょっと長くしてもよかった。かなり話の展開が早く進んでいって退屈はしなかったですが、年月の立ち方がよくわからなかったです。中村獅童はおいしい役でしたね。 【pokobun】さん [DVD(吹替)] 8点(2006-08-04 22:16:35) |
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7.ともすれば説教くさくなりがちな話の割に、全然説教くささを感じさせないのが好感持てた。でもちょこっとさらっとし過ぎてたかなという気はする。メガネのおっちゃんとの友情と、あの大会のウラについては、もうちょっと説明がほしかったかな。月慈ねーちゃんカワイイ~v 【通りすがりのクラゲ】さん [映画館(字幕)] 8点(2006-04-04 20:28:47) |
6.《ネタバレ》 相手をただ倒すためのものは殺人術。ともに競い合い、互いに高めあうのが武術…そんなことを考えさせてくれる作品でした。 アクション面では集大成というだけあって実に多彩な動きをしていました。 素手、剣術、棒術は勿論、久しぶりに見た三節棍など、実に華麗な動きを見せてくれました。 中村獅童の動きも様になっていたのでよかったですし、何よりもその役柄、日本古来の武道精神を持った人物という設定が良かったです。 最後といっているので、次はないのか、という心配はありますが、久しぶりの、本当の意味で骨のあるカンフー映画でした。 【クリムゾン・キング】さん [映画館(字幕)] 8点(2006-04-02 00:53:48) |
5.《ネタバレ》 村の娘に惚れました。ラストに「あ!会う約束してたのに」ってのが思い出されて哀愁 ただよいました。ただこのエピソードは作りっぽい。村人の素朴さにってのは本当かもしれないけど。あと気になったのが獅童の戦いの時日本語で話してたのに「絶対に負けるな」ってところがいきなり日本語じゃなくて違和感かんじた。決めセリフ(?)はあちらの言葉ってだろうけど現実味なくてさめるね。 【とま】さん [映画館(字幕)] 8点(2006-04-01 21:41:40) |
4.実話とは思えないほどよく出来た話で驚いた。(多少の脚色はあるのだろうか???)小中学生時代はブルース・リーやジャッキー・チェンの映画をよく見たが、カンフー映画は久しぶり。少林寺も中学の時見に行ったが、高校時代からはカンフー映画からはちょっと遠ざかっていたが、本作品は少林寺に始まったジェット・リーの役者人生の集大成とも言える作品だと思う。個々の対決シーンはどれも迫力・スピード感共に素晴らしく、これで終わりにするのはホントにもったいない気がした。ジェット・リーに関しては、正直言って今まではただのアクション俳優という印象しかなく、前述の2人に比べるとスター性に欠けると思っていたのだが、本作品における喜怒哀楽に満ちた情感溢れる演技力は、彼への評価を変えるものがあり、今後アクション抜きでもやっていけるであろうという期待感を抱かせる。欲を言えば、もう少し尺を長くして、農村における心境の変化や援助してくれた友人との交流について描いて欲しかったと思う。主人公の経験に基づく「憎しみは憎しみしか生まない。報復はいけない」を実行できるか否かは、個々の人間関係から国家間に至るまでの永遠の課題だろう。 |
3.「武」とは「戈を止める」と書く。よく武道を学ぶにあたり「礼に始まって礼に終わる」だとか「本当の敵は自分自身」とか、実力よりも優先した言葉が説かれるが、この映画は本当の意味での武道というものを、ベスト・キッド同様に極めて的確に描いている。まず第一に強くなければ意味が無く、鍛錬を積み「他人の戈を止める」力を極める上で「自らの戈を止める(抑制しコントロールする)」力も養われていく。その強さの探求を通じて、それを基軸に豊かな人生を築いて行くという「道」という人生観。「全ての武道に優劣はなく、使う人間の実力による。互いに技を競い、真の敵である自分自身と向き合う」強さを極め復讐の連鎖に陥り、その誤った末路を見た霍元甲だからこそ、彼の説くひとつひとつの言葉に重みが感じられる。‥‥‥ラストサムライにも描かれていたが、西洋の物質主義に染まる前に、西洋文明にはないこの精神(スピリット)主義を、日本を含むアジアは教育に重んじ、もっと誇るべきだった。この映画の「SPIRIT」というタイトルはまさに的を得ている。単なるアクションエンターテインメントというだけではなく、世の中が物質的に飽和し求める行き場を失った欲望がドス黒く噴出した事件が起こっている今日の日本に、この映画は「物質を求めるのではなく、自分という人間の肉体的・精神的な完成を求める生き方」を痛烈に示している気がする。私個人も格闘技は細々続けて12年、無論実力は伝説の達人霍元甲や黄飛鴻、李書文ら先人達のツメのアカにも及ぶはずもないが、武道の末席に学ぶハシクレとして、この映画の発するメッセージには共感でき、諭されるものが多かった。‥‥‥中村獅童の身体は薄いものの、動きは思ったより素人臭くなかったのが嬉しかった。日本人の立ち居振る舞いの品格という点で、歌舞伎役者である彼のキャスティングは決して間違っていないと思う。ジェット・リーのアクションの冴えは相変わらず、この先もスクリーンで観ることができるのを期待したい。 【six-coin】さん [映画館(字幕)] 8点(2006-03-26 02:13:02) (良:5票) |
2.この映画は欲張り!!私みたいな人にピッタリでした。アクション、ラブストーリー(?)泣かせ所、みんな揃ってる!「HERO」でワイヤーアクションはちょっと・・・って思ってたけどそんなのもすっかり忘れてしまいました。ジェット・リー最高!(笑) 【愛しのエリザ】さん [映画館(字幕)] 8点(2006-03-21 16:55:39) |
1.《ネタバレ》 ヤバい・・・ヤバいっすよ~これは~!!不覚にも涙がポロッポロ出てきて止まんなくなっちゃいました。アクション映画でこんなに泣けたの久しぶり、いや自分にとっちゃ初めてかもしれないです。予告編がやけに面白そうだったんで初日観に行ったんですが、予想を遥かに超える内容の充実度。随所に「キル・ビル」や「ラストサムライ」の影響を感じさせる部分も確かに有るけど、単なる模倣の域を凌駕した意気込みが伺える気合の入ったロニー・ユーの演出、ジェット・リー渾身の体を張った熱演には打たれました。日本を含む列強四国の脅威に晒されていた時代の、中華民族のプライドと「SPIRIT」がクライマックスシーンに集約されていたと思います。日本代表中村獅童、面構えはそれらしくて全く文句ナシ、但し突き出した「拳」が明らかに格闘家のそれとは違う「歌舞伎役者」のものだったのが残念、これはCGか演出で何とかフォローすべき箇所だったかもしれません。とにかくこれは「たかが」ジェット・リー主演のアクション映画かと侮らないで観てもらいたい秀作っす! 【放浪紳士チャーリー】さん [映画館(字幕)] 8点(2006-03-19 14:19:32) |