3.《ネタバレ》 これが、事件の真相だったら面白いと思った。時効を(無事?)迎えられる程、3億と言うお金は小さいものではない、のかなと。国家の威信が絡んでいて、もし“泳がされていた”のなら…。「なるほど」と、妙に納得ができた。そして、みすずと岸の関係がとても切ない。どうして想いを伝えなかったのか?本当の犯罪者にしたくなかったとかそれ以上に、深い気持ちを感じる。元ちとせの主題歌がまた切なさに拍車をかける。画やキャラが暗い???自分には、何かを変えたいと言う衝動に燻る、熱い若者たちの姿を見た。上辺だけの現代人のが逆に暗いんじゃないだろうか。宮崎あおいをアイドル視して観る映画じゃない。小出恵介をはじめ宮崎兄、観るべき演者がある。もっと評価されていい映画です。もったいない…