2.《ネタバレ》 オースティンはまったくの未読だが、あるいは未読だからか、結構楽しめた。1冊の本が人生を変えていくなんて、素敵だなぁと思った。ただ、オースティンの本がシルヴィアやグレッグやジョスリンの人生が変わっていく「てこ」に過ぎなかったのに対し、プルーディーはオースティンの本そのものを共有しただけで旦那とやり直せちゃったりしたところが、あまりに短絡的でちと残念。
それにしても、ここでの評判がすこぶる悪いことにびっくりした。女性が観たいものとは、ちょっと違うのかな。俺にとってはストーリーは新鮮で、登場人物も十分魅力的だったが。