11.《ネタバレ》 やってくれました。全く新しいゾンビ映画をみました。
あるのはバイオハザードの地獄そのものです。
演技を超えた演技ではないヒステリーやパニック、発狂があります。
現場では集団ヒステリーが実際に起こってます。
こんなものをホラー映画に求めていた人は多いかもしれません。
自分もこれほどまでに臨場感のある地獄の光景を再現したホラー映画があるとも知らず、、、度肝を抜かされました。
悪魔に憑かれたような雰囲気があります。
理性を失った空間があります。
この極限の状況を再現するのに一人称視点は成功しています。
架空の現象をよくもこうまで生き生きと再現したものです。
たぶん一発屋なので複数回の鑑賞に堪えうるか心配ですが、自分はあと数回は観ると思います。
作り物っぽく無さがあります。
嘘であることを感じさせない迫力です。
「悪魔のいけにえ」以来の奇跡が起こったんじゃないですか?
この作品の素晴らしいのはゾンビ映画からオカルト映画へと急展開するところです。
どうりでゾンビを超えたオカルトチックなにおい、それはまるでオーメンの悪魔憑きの様な迫力に満ちていると思ってました。
最近のCG映像に対抗できる人間の生々しい演技です。
最後の暗がりにあまりにも不快な存在を見ますが、超怖すぎて耳をふさいでました。ヤバイです。
これは何かの映像コンテストがあれば確実に賞をとるレベルの映像です。
ホラーの新しい次元の恐怖を見ました。