37.《ネタバレ》 冒頭30分はほぼサイレント映画、という無謀な賭けにピクサーは勝つ。無機質に見えて血が通っているような小型ロボット2体と、マザーコンピューターに言われるまま怠惰に過ごす人間の対比。多くのSF映画で見られる、便利さを引き換えにした大量消費とAI社会への風刺が鮮烈。真の主役は人類であり、ロボットからの自立を果たし、如何にして本当の信頼関係、共存を築いていくか。二元論という攻撃性で分断するのではなく、壊れてしまった世界から再生という希望に変えていくのもまた人類なのだ。ロボット同士のラブストーリーも僅かな描写で感情を揺さぶり、見事に成立させたのも素晴らしい。 |
36.ピクサーはやっぱりすごい。 大人でも楽しめて子供も楽しめる映画。 深い。 |
35.ウォーリーが愛らしい。ピクサーが原点に戻ってみた様な作品。私は間違いなく太って動けなくなっていく人類の一人だ。 【movie海馬】さん [映画館(字幕)] 8点(2013-02-19 00:47:32) |
34.《ネタバレ》 純粋なウォーリーにキュンとしました。終盤、地球に戻る為に奮闘したウォーリーが壊れてしまい、地球に戻って直したものの記憶を無くしてしまい、イヴァとの電子コンタクト!?で元に戻る。・・・までのくだりが感動して涙出ちゃいました。 【鈴都丸子】さん [地上波(吹替)] 8点(2010-05-03 17:09:02) |
33.《ネタバレ》 オートメーションの恩恵にどっぶり浸かり、自力では歩行すら覚束ないという情けない未来の人類の姿は、昔読んだ「銀河鉄道999」の某エピを思い起こさせました。でも、そんな画一的な描かれ方をしている人間とは逆に、ロボット達はそれぞれに個性も愛嬌もあるキャラが光っていて、さすが夢と魔法の国らしい演出だと感心。ウォーリーの起動音もツボでした。 【lady wolf】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2010-04-02 15:33:05) |
32.《ネタバレ》 全く予備知識ゼロ状態で鑑賞 なので最初は なんだ?ロボット物か~ つかほとんどセリフないぞ? ところがどうして段々ウォーリーが可愛く見えてくるからあら不思議 無機質なロボットを表情豊かに見せる手腕はたいしたもの 古くさいごみ処理ロボットのウォーリーといかにも最新鋭で冷徹な(おまけに短気ですぐ破壊ビームをだすw)イヴとの心の交流というかふれあいっていうのかな、あえて余計な要素を排除してそこに徹した内容になぜか純愛を感じてしまいました。というかワタシは愛に飢えてるのかも(苦笑) うん、コレ観た後は手をつなぎたくなるね 我々人類への警告的なところも含めていい映画でアリマシタ 【Kaname】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-02-13 09:12:03) (良:2票) |
31.《ネタバレ》 前半の、会話らしい会話のないシーンが素晴らしい。 『ショートサーキット』のジョニー5もそうだが、 まるっきり機械でパーツの寄せ集めにしか見えないのに、 そんじょそこいらのアイドルやタレントよりも心に来る演技になってる。 かえって後半の、人間の台詞が陳腐に感じたw 特筆はエンドロール。 壁画~墨絵~ルネッサンス~アールヌーボー~印象派と進化していく絵柄に思わずニヤリ。 最後の8bitゲーム風のCGも洒落ている。 【伊達邦彦】さん [映画館(吹替)] 8点(2010-01-10 18:54:59) |
【みんな嫌い】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-01-01 12:30:50) |
29.《ネタバレ》 シンプルゥ~なウォーリーの一途さにやられましたね。 欲を言うと、700年間のウォーリーの様子をサラサラ~とでいいから流して欲しかったです。 例えば、人類を見送って指令通り働き出した頃のピッカピカのウォーリー、多くの仲間が次々と壊れていき、それからひとりぼっち、700年は長い~。 だからこそイヴが出現した時のウォーリーの感動ったら! それとね、宇宙船に乗り込むまでの二人の時間をもう少し楽しみたかったです。 乗船後はノンストップで大忙しだったもんで。 彼女と出会い初めてマイホームへようこそした時のウォーリーの歓喜を思い図るとジーンときます。 また見たくなる映画です。 【木村家の娘】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-11-24 00:59:04) |
28.《ネタバレ》 愛しているよ、という言葉は1つも出てきませんが、これは良質な恋愛映画です。しかも恋愛対象の2人(2機)には性欲もなければ、子供を欲しがる人間的な本能もないので、完全無欠の純愛映画に仕上がっている。男が好きな女性にたいして「好きだ」と言っている姿をそのまま映像にするのがTVです。しかし映画とは、「好き」だという想いを、台詞にせずに、隠喩や外面描写を用いて表現すること。そして観客にそれを想像させること。だから映画は芸術だと言われるのです。最初はウォーリーが男に見えるだろうか?イヴが女性に見えるだろうか?という心配はありました。ウォーリーに「ぼく」と言わせて、イブに「わたし」と言わせれば、簡単に男と女の説明ができますが、ピクサーはそれを避けた。私はこの時点でピクサーは理想主義者だと思った。彼らは観客に大きな期待をかけていた。物語が進むにつれて、2機のロボットを見事に「男」と「女」として、観客に想像させることに成功した。私はこれほど観客の「想像力」に大胆に挑戦した作品を他に知らない。愛する恋人に甘い言葉をささやくシーンもなければ、もちろんセックスシーンもない。でもこれは紛れもない恋愛。「ある男」が愛する女性の手をつなぐために命をかけた壮絶な愛の物語。この映画の純愛を観たらヨン様も裸足で逃げだすでしょう。 【花守湖】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-11-09 21:36:12) (良:2票) |
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27.《ネタバレ》 言葉は無くても手を繋ぎたいって思い、凄く良かったです。 【osamurai】さん [DVD(吹替)] 8点(2009-10-17 11:50:17) |
26.まずとーっても、映像が綺麗!!最初はセリフが全くないのに楽しめた。月並みですが、人間機械に頼りすぎるのってとっても怖いなぁって思いました。特典映像もとっても面白くって、大満足でした。 【リノ】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2009-08-11 17:46:57) |
25.《ネタバレ》 「ディズニーは子供が観る映画」という私の偏見を覆してくれた作品です。心の洗濯をさせてもらいました。 お子様には、ウォーリーの孤独感に、トラウマ的な淋しさを感じるかもしれませんが、私的には、映画「2001年」のパロディや、初代から少しづつ太っていってる歴代の船長の写真など、シュールな笑いも散りばめてあって最後まで楽しめました。 冷酷に見えたイヴが次第に可愛い女の子に見えてくるのは本当に不思議! これって声優のせいかな? それと吹き替えに切り替えると、映画の中のタイトル、モニター、張り紙の文字まで日本語に変わるのもビックリしました。ディズニー映画っていつもこうなんですか? 【クロエ】さん [DVD(吹替)] 8点(2009-05-03 02:21:53) |
24.予備知識も期待も全くないまま鑑賞したのは、この映画と何かの縁があったからなのだろう。最初、ろくに言葉もしゃべらない変なロボットに共感なんぞできるかいと思っていたのに、気がつくと目が潤んでいる自分がいた。主人公ロボットたちは、従来のロボットキャラと違って言語機能に乏しいし、外見も人からは程遠い。果ては機械同士の恋愛なんて。感情移入できる要素は皆無だろうと思っていた。でも、ウォーリーが途中からのび太くんタイプ(ドジで一途、ここぞというときに勇敢。メガネっぽい)に、イブが綾波レイタイプ(謎、色白、冷静、戦闘能力高い、ツンデレ?)に思えてきだしたら、あっという間に映画にのめりこんでしまった。脚本によって人間がいい具合にロボットたちに絡んでいたことと、躍動感・臨場感たっぷりのCGによってなせた技だと思う。それにしても、R2-D2といい鉄腕アトムといい、無機物なのに人の心を魅了するロボットって、とても不思議な存在だ。 【さそりタイガー】さん [映画館(吹替)] 8点(2009-03-23 17:08:13) |
【mimi】さん [映画館(吹替)] 8点(2009-01-19 16:20:07) |
22.《ネタバレ》 ??・・イーヴァ!? ウォーリー!!! ってたまらんすね。私この映画好きす。みんなに観てもらいたいと思いました。映像がすごいなぁ。 【トメ吉】さん [映画館(字幕)] 8点(2009-01-16 10:26:37) |
21.鉄板ピクサーです。 子供からカップルまで楽しめます。 ロボットをこれだけ人間的に出来たもんだなと関心するばかり。 【ひで太郎】さん [映画館(字幕)] 8点(2009-01-15 00:28:15) |
20.《ネタバレ》 いや~よくできた映画ですね。PIXERはやっぱりすごい。ウォーリーの起動音がMACだったのは良かった。 【kaaaz】さん [映画館(字幕)] 8点(2009-01-12 02:46:00) |
19.癒されるなぁ・・。それにしても最近の映画は地球が危機になっていたり、すでに滅亡したりしている映画が多い。特に環境破壊が原因となって・・・。アメリカ映画がそれを題材とする矛盾というか・・・、説得力に欠けるんだよなぁ・・・。日本が鯨の保護を題材とした映画をつくったり、中国が著作権の保護を題材とした映画をつくったとしたら、アメリカ人はどう思うんだろうか。まぁ・・でも、ウォーリーに罪はない。癒された。 【あるまーぬ】さん [映画館(字幕)] 8点(2009-01-11 02:56:21) |
18.《ネタバレ》 これは単なる2001年宇宙の旅のオマージュ的作品ではない。 この時代はすべてがオートマで、命令絶対主義の環境である(人間の命令は機械は絶対守らなければいけない。未来人の生活はほぼずっと機械と接する生活だから、人間である自分の命令は絶対とおる環境にある。)これは人間の思考停止を意味する。人間は命令するというよりは選択しているだけに近いからだ。 こんな時代、地球にいるウォーリーは昔の地球人の映像もみていたりすることから、未来人よりもよっぽど人間的である。人間よりもよっぽどマニュアルな存在なのだ。ウォーリーは一部が壊れても部品を取り換えるだけでなおる場面があるが、これはマニュアルの最大の特徴である"柔軟性"を表している。 物語は進み、オートマ(未来人も含め)はマニュアルの象徴、"手"を媒介にして人間本来のあり方をしることになる。ツラトゥストラの音楽がながれ、船長が自らの力で歩く瞬間は、何百年ぶりにオートマからマニュアルとなる、文字通り人類の大きな一歩なのである。 そのきっかけがウォーリーという機械によるというのも皮肉的である。 そして物語終盤には、命令絶対主義にも関わらず、イブは最後には命令を拒否することを覚える。 マニュアルの最大の特徴、"柔軟性"を身につけた。これこそが本来的人間の姿である。 この映画は単に環境問題を扱っているものではない。 【norainu】さん [映画館(字幕なし「原語」)] 8点(2009-01-11 01:34:22) |