5.《ネタバレ》 オルガンやパーカッションやホーン・セクションの使い方など、バリバリの初期70'sサウンド炸裂の楽曲群でまずKOなのですが、それらにヴォーカルの分担やコーラスなどのアレンジを施すことによって、きちんとミュージカルの表現手段として機能しているのが素晴らしい。また、不毛の荒野をどこまでも撮りきっていく映像の迫力も十分です。宮清め事件はまるでヤクザの殴り込み、他方最後の晩餐は意表を突いてフォーキーな音楽を施したハイキングのランチ風味など、主要な場面に演出のこだわりがあるのも嬉しい。プールサイド(?)のデブオヤジは余計だったと思いますが。 【Olias】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2014-05-31 02:09:36) |
4.《ネタバレ》 ノーマン・ジュイソンは、ほんとこういう「微妙に調子っぱずれ」な映画を作らせると巧いと改めて思います。歌もダンスも振り付けも演技もストーリーも、どれをとっても完成度は低いと何度観ても(少なくとも5回は観てるかなあ)思うのですが、1つの映画としてのパワーは強烈です。あれが計算された演出なのだとすると、天才監督なのでは?最近の、観客を喜ばせることしか考えてなさそうな多くの映画に比べて、異彩を放っていると思います。さすがにロックコンサートみたいな最後のほうのシーンはやりすぎだと思ったので、減点。 【かねたたき】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2009-06-27 09:10:01) |
3.民衆の合唱の「Hey JC JC would you die for me?」で、愕然とするジーザスのシーンに震えた。名作。 |
2.初めて見たミュージカル映画。でもミュージカルと知らずに見たので、いつ歌が終わるんだ?と思って見ていたら、最後までずっと歌っていたので驚きました。キリストの神話を現代風の音楽のノリで表現しているのがとても斬新。最後まで目が離せませんでした。最初に現代の若者たちがミュージカルの準備を始めて、最後にその片付けをして去っていく設定が面白かったです。 【ピンク】さん 8点(2003-10-10 23:20:26) |
1.イエスを人間臭く描いてるところがとても好きです。ユダが黒人ってのなんか意味あるのかな。今でもこんな映画あったらいいと思うんですが70年代だからこういうのが作れたのかな。ブロードウェイも見てみたかったですねえ・・・。 【ビビンバ】さん 8点(2002-12-11 04:54:25) |