1.《ネタバレ》 父親のお葬式に集う人々の関係や背景、キャラクターが絶妙なハーモニーを醸し出し、とんでもない方向に絡み合う。お葬式は本来厳粛?なハズ…その一日を舞台に、こうもユーモラスに描くとは。それがあれでこうなるか!と展開に全く飽きず、クスクス笑いが止まりませんでした。上手いですね。特に、ピーターを棺桶に入れる場面に爆笑し、アルフィー叔父さんが、事あるごとにハワードを杖で小突く場面にも大笑い。冒頭&エンディングのアニメーションも好いし、音楽も良かったし、加えて最後の弔辞にはジンワリする仕掛け。笑えるけど、終始温かい。出演者もいい仕事で、いや~これは佳かったです。完璧じゃなくて、いいのだ。