6.この頃のレッドフォードは本当にカッコいい。レッドフォードだけでなく、この映画も本当にカッコいい。
レッドフォード演じる男のせいで事件に巻き込まれてしまう女、フェイ・ダナウェイ。しかし惚れてしまう。
普通そうなるか?とも思うけど、そうなっても仕方が無いと思わせるレッドフォードのカッコよさ。
しかしその上を行く存在感を見せる、マックス・フォン・シドーの名演を堪能できる作品でもあります。
誰も信じられない、誰も頼れない。レッドフォード演じる組織の末端の男のたった1人の戦いが際立ちます。
そこに登場する1人の女。この頃のこんなサスペンスにフェイ・ダナウェイがよく似合います。
「その新聞が出ると思うのか・・・?」「必ず出るさ」何とも言えない余韻を残すラストもバッチリ決まっています。
ちなみに、レッドフォードがこの翌年に出た作品は「大統領の陰謀」。この流れも、何かいい。