2.《ネタバレ》 この映画、凄く静かでジトーっとしている。序盤のエピソードは特に。
でも、不思議と退屈な感じはしない。慣れれば、すーっと観られる。2時間半もあるけど、それほど長さは気にならなかった。映像と音楽と役者が良いからだろうか。
この映画、暗い。でも暗いだけじゃない。明確なラストが用意されているわけじゃない。
でも、不思議とそこまで後味が悪くなく満足感があるのはラストの良さのせいだろうか。
普段の僕なら、「クソ退屈の暗い映画!」と言ってもおかしくないようなタイプの映画なんだけど、なんかそう言うのとも違う。
うまく良さが説明できないけど、これは良い映画だったと思う。
これ、年末観に行けばよかったなー。