1.わざわざ六本木でR-18バージョンを鑑賞。確かに前作に比べて細かい伏線を回収する面白さは減っているものの、下ネタ全開でバンコクを暴れまわる凸凹トリオに表情は緩みっぱなしだった。下ネタが無理な人は絶対に観てはいけないが、あいにく僕は大好物なのでめちゃくちゃ楽しかった。というか、自分も友達と男三人集まったら五十歩百歩の会話を繰り広げているような気もする。
今回は、前回にも増してパワーアップしたガリフィナーキスの演技が特にやばい。最も扱いにくいタイプのニートをここまでリアルかつコミカルに再現できる彼の才能には脱帽だ。こいつが出てくると何をやっても笑えてしまうほど、僕のストイラクゾーンど真ん中のキャラクターだった。ステュの真面目人間ぶり(その反動としての壊れっぷり)、フィルの色男ぶり(その反面のリーダーぶり)も相変わらずはまり役で観ていて安心感がある。フィルがいないとこの映画はもたない(笑)。ケン・チョンの変ちくりんな声や動きも良いアクセントになっている。更にはラストのあほらしさに爆笑。まさかこいつが出るとはなあ。
3作目が早くも楽しみだ。今度は友達と観たいものだ。ただし男限定で。