2.《ネタバレ》 数々の映画評論家たちが日本劇場未公開映画の中でもよく推薦していた作品だったので、期待を込めて鑑賞したが、久々に純粋に面白いと感じる映画だと思った。ただこんな邦題をつけた日本の配給は本当にあり得ない。DVDスルーなのでジャケやタイトルはかなり重要な要素であるにも関わらず、この有様。
とにかく内容は、監督がジョンヒューズを敬愛しているためか、楽天的な感じもさせつつ、わかりやすいことと、進行するにつれ立場が厳しくなるヒロインの特徴ある演技などもありあっという間な90分だった。締めくくりもうまく、個性豊かな脇役達も光る。エマストーンがあまりモテない少女役というのは少々無理があったが、トータルで見ても気にならなく、好感がもてた。
これこそまさに掘り出し物映画。