2.《ネタバレ》 ジョン・カーペンターの前作を観たのは、中学生の時。もちろん、あの時のゾクゾクする感じは期待していない。
電気ショックで腹がパックリ割れて手を噛みちぎられるだとか、首が伸びちぎれて足が生えてくるとか、同じものを観せられても仕方ないわけで。今回は、純粋に前作の前日譚と割り切って観たが、結局同じこと繰り返すしかなかったスタッフが、とりあえず母船出しとけば壮大になるかも的なノリでやっちゃったのかな。
母船に戻る意図が見えないから、行かせちゃダメだっていう緊迫感もないわけで。
主役の女性は、凍死したのかな。そんなことがずっと気になったエンドロールだった。
でも、前作のファンとしては、新作が観られて嬉しいことは間違いない。ラストのつなぎのシーンにもニヤリとできる出来だった。