1.《ネタバレ》 キューバとゾンビ。ハイチとゾンビにイメージは限りなく近く、遂にゾンビ本場からの作品登場といった感じで、映像そのものがゾンビに非常にしっくりくる。しっくりくるので、冒頭場面、ゾンビを釣っちゃうシーンも「こんなことも普通に起きる土地柄」感が溢れ出ており特有の雰囲気がイイ。いまさら血しぶきだの内臓グニュグニュなんか流行らないのは重々承知の作りで、とにかく底を流れる「だらけた」感じがなんともイイ感じ。ところどころにみられる下品な脚色もこの映画には実にしっくりくる。肩肘張らずにああやって「落として」生きられたら俺もどんなに楽だろうと、憧れた。