3.《ネタバレ》 いやいや・・・動画サイトの作品紹介であまりCGを使わず、大規模なセットを用いて撮影した映画というのに興味を惹かれて視聴しましたが、本当に震えがくるほど、恐怖を感じた映画でした。
実際に20代で阪神淡路大震災を経験しましたが、その時の恐怖がまざまざとよみがえってきました。
ましてや作中のお兄ちゃんは見たところ10代前半、母親が大けがで生死の境を彷徨う様や、実際に死んでいく人間を目の前にしたときの恐怖は如何ばかりかと心を痛めました。
また実際に津波に襲われるシーンは前述のとおり、CGを使わずに、100m以上のオープンセットで撮影されたそうで、納得の迫力です。
またコテージが波にのまれるシーンも3分の一に縮小したセットを用いての一発撮りだったそうです(予算がギリギリだったそうで・・・)。
なんにせよ実際の災害を描いた映画では、心理描写や現場の混乱などよく表せている作品だと思います。