2.《ネタバレ》 1回見て「大して面白くも無い」という印象でスルーしようかと思ったんですが、
理解が足りなかったと思い直し、もう一度最初から見直したら、はまりました。
人間関係が複雑で、顔を覚えるのが苦手なので、2度目は食い入るように見たら
大変面白い脚本だと気が付きました。日本映画だと顔は忘れないのに・・
田舎の馬鹿兄弟の行き当たりばったりなクライムコメディだと予想してましたが
実は、兄ローガンの緻密な計算の上で、身内も手玉に取って失敗を偽装しての成功。
まあ騙されるチームメイトがホントの馬鹿ばかりなのは予想通りでしたが・・
カネを盗まれた企業も一体いくらあったのか集計する前のカネなので、損害が
不明。もしかしたら大した額でもないと諦めてしまうのも、先を読んでいたと・・。
最後に、欲を張らない範囲の金額をゲットし、仲間に届ける兄ローガン。
不運が続き伝説となっていたローガン兄弟(妹も入れて3人)の祝杯でフィナーレ
かと思いきや、酒場の隅にFBI特別捜査官の姿。
なんとも言えない感触ですが、オールドロックミュージックでナイスな後味。
ジョンデンバーのカントリーロードが何度も出て来て、キングスマン2を思い出した。
まさに典型的なアメリカンムービーです。自分は大変気に入りました。
ただ、自分のような外人の顔と名前を覚えるのが苦手な人は、2回見る必要が・・・