謀議<TVM>のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

Menu
 > 映画作品情報
 > 映画作品情報 ホ行
 > 謀議<TVM>の口コミ・評価
 > (レビュー・クチコミ)

謀議<TVM>

[ボウギ]
(コンスピラシー アウシュビッツの黒幕)
Conspiracy
2001年上映時間:96分
平均点:7.33 / 10(Review 3人) (点数分布表示)
ドラマ戦争ものTV映画歴史もの実話もの
新規登録(2018-06-17)【The Grey Heron】さん
タイトル情報更新(2020-08-15)【HRM36】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督フランク・ピアソン
キャストケネス・ブラナー(男優)ラインハルト・ハイドリヒ国家保安本部長官・親衛隊大将(議長)
スタンリー・トゥッチ(男優)アドルフ・アイヒマン親衛隊中佐
デヴィッド・スレルフォール(男優)フリードリヒ・ヴィルヘルム・クリツィンガー首相官房局長
コリン・ファース(男優)ヴィルヘルム・シュトゥッカート内務省次官
ベン・ダニエルズ(男優)ヨーゼフ・ビューラーポーランド総督府次官
イアン・マクニース(男優)ゲルハルト・クロップファー党官房法務局長
ブライアン・ペティファー(男優)アルフレート・マイヤー東部占領地省次官
ケヴィン・マクナリー(男優)マルティン・フランツ・ユリウス・ルター外務省次官補
ブレンダン・コイル(男優)
脚本ロリング・マンデル
撮影スティーヴン・ゴールドブラット
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
(ネタバレを非表示にする)

【クチコミ・感想(8点検索)】[全部]

別のページへ(8点検索)
新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
>> お気に入りレビュワーのみ表示
>> 全レビュー表示

>> 改行なし表示
※ 「改行」や「ネタバレ」のデフォルト表示のカスタマイズは「カスタマイズ画面」でどうぞ
1.《ネタバレ》 1942年1月20日にヴァンゼー湖畔の邸宅(元はユダヤ人宅)にて開催されたヴァンゼー会議の模様が描かれた作品。党・内閣・省庁・国務事務・治安機関・占領地責任者・親衛隊の15名の出席者の内13名が知らされていなかった議題は「ユダヤ人問題の最終的解決」議長ハイドリヒと腹心アイヒマンの中では方針及び方策は決定済みであり、本件の権限を親衛隊に集約させる事も含めて全会一致の可決に向かって会議を進めてゆく。各々の立場から出される意見はユダヤ人を人間と思っておらず、口蹄疫の対策会議のよう。とりわけ印象深いのが激しく反対したニュールンベルグ法作成者のシュトゥッカートの「抹殺は法にもとるもので強制去勢で種を絶やせ、その際の混血におけるユダヤ人の定義を明確に」コリン・ファースの熱演もあいまって腸が煮えくり返った。人間が持ち合わせている感情から反対したクリツィンガーとて度合いが少ないものの鬼畜に変わりない。
他作品でゲスの権化だったハイドリヒは物腰は柔らかいものの発言の封殺や個別の恫喝で着地点に向かって突っ走り、アイヒマンは執事のように物静かにハイドリヒを補佐する。「白い巨塔」の教授会を見ているようだった。
後片付けする邸宅の使用人達も無邪気に雪合戦をして主人を待つ運転手達もヨーロッパ各地のユダヤ人達も謀議の内容を知るはずもない事が何ともやるせない。アイヒマンによって破棄された会議資料の内、戦後発見された№16のコピーの所有者はクリツィンガーだったのだろうか。
ほぼ全編に亘る室内会話劇は緊張が途切れない見応え満点の秀作。
The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 8点(2018-06-28 02:30:06)(良:2票)
別のページへ(8点検索)
新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 7.33点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
600.00%
7266.67%
8133.33%
900.00%
1000.00%

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS