2.《ネタバレ》 スウェーデン版の続きなのか、ハリウッド版の続きなのか、よくわからないまま鑑賞したのだが、どちらにしても配役が全く変わってるからそこら辺はあんまり気にならなかった。
作品としては、非常に面白い映画。アクションあり、サスペンスありの娯楽大作。
だがしかし、悪を裁く女ハッカーには少し荷が重すぎる依頼。
世界中の核を意のままに操れるソフトを盗めなんて、それはジェームス・ボンドとか、イーサン・ハントとか、ジェイソン・ボーンがやる任務だよ。敵があまりに大き過ぎて、リアリティの面でちょっと萎えちゃう展開。
リスベットの魅力は、強いんだけど脆さもあるっていう所だと思うのだが、今回は双子の妹がを見捨てた過去に囚われる話。
この部分は、強気に出切れないリスベットの弱さが垣間見られてとても好印象。
ただ、前作のような映画全体に漂う薄気味悪さが無くなってしまったのは、非常に残念。